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Windows 10にゲーム性能を上げる「Game Mode」が搭載

~まずはInsider Previewで、Creators Updateにて正式実装

Game Modeを搭載

 米Microsoftは25日(現地時間)、Windows 10の大型アップデートであるCreators Updateに向けたゲーマー向けの新機能の実装を発表した。新機能は後日配信予定のInsider Previewにて搭載予定としている。

 新機能には、簡単かつ即座にゲームプレイのストリーミング配信を行なえる「Beam」、ゲーム性能を向上させる「Game Mode」があり、前者は「FTL」と名付けた新プロトコルによってストリーミングの遅延がほんの少しで済むようになり、まるで視聴者と同じ部屋にいるかのような触れ合いができるとしている。

 後者のGame Modeは、ゲーム体験の向上を目指したもので、Win32とUWPの両プラットフォームのゲームで利用が可能。この機能の展望として、総合的なゲーム性能に合わせて、PCの最適化を行なうとしており、海外メディアなどで挙がっている情報によれば、ゲームに対して優先的にCPU/GPUのリソースの振り分けなどを行なうようだ。これらの機能は[Windows]+[G]キーで立ち上がる「ゲームバー」から利用可能。

 このほか、「設定」メニューにXboxロゴを使った「Gaming」の項目が設けられる。

ストリーミング機能の「Beam」
Xboxロゴの「Gaming」の設定を追加
Introducing Game Mode for Windows 10