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コピー中の画面もちゃんとダークテーマに。Windows 11プレビューパッチ

 Microsoftは、Windows 11向け11月度プレビューパッチ「KB5070311」を提供開始した。バージョン25H2向けは「ビルド26200.7309」、バージョン24H2向けは「ビルド26100.7309」となっている。ともに、ダークテーマ時のエクスプローラーのデザイン改善やCopilot+ PC関連の機能強化など、多数のアップデートを実装している。

 Windows 11自体の機能強化としては、ダークテーマ時のエクスプローラーの外観を改善。ダークテーマを選択している場合に、コピーや移動といったダイアログもダークカラーに変更されるようになった。進捗バーやグラフも同様に変わる。また、設定アプリのシステム→詳細設定の中に「仮想ワークスペース」の項目を追加。Windows SandboxやHyper-Vなどの設定が切り替えられるようになった。

 加えて、ハンドヘルドゲーミングPC向けの全画面表示エクスペリエンスをより多くのデバイスに展開。Windowsスポットライトやウィジェットの改善、ファイル共有機能「ドラッグトレイ」での複数ファイル共有のサポートなども行なった。

 Copilot+ PC関連では、Click to Doのコンテキストメニューのデザインを改善し、コピーや保存といったよく使うアクションにアクセスしやすくなった。また、USB接続のWebカメラや背面カメラなどでもWindows Studio Effectが利用可能となったほか、フォトアプリでAI分類された写真をWindows Searchから自然な言葉で検索できるようになった。設定アプリ内で検索した際に、表示される結果の数も増加している。