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Kaspersky、セキュリティ重視の独自OS「KasperskyOS」を開発

KasperskyOS

 Kasperskyは20日(現地時間)、サイバー攻撃などによるデータ漏洩など、さまざまな脅威からの防御を主眼に置いた独自OS「KasperskyOS」を発表した。

 信頼性の高いマイクロカーネルベースのOSで、アプリ間での影響をおよぼさないようにセキュリティドメインを分離。ハードウェアとアプリにはセキュリティの性質を表すラベルが与えられ、ラベルなしではリソースへのアクセスが行なえなくなっている。

 セキュリティの設定は安全に保護されたメモリ内に保存されており、信頼されたサービス以外アクセスが不可能。アプリごとにセキュリティポリシーを独立して設定できるなどといった特徴を備える。また、互換性を高めるためにアプリのインターフェイス規格のPOSIXをサポートする。

 KasperskyOSはx86アーキテクチャ向けに32/64bit版が用意され、動作要件はCPUがPentium II以上、メモリは8MB以上。LANチップはRealtek RTL8139またはIntel i82580が指定されている。ARM版もあり、こちらはCPUがARMv7以上、メモリ8MB以上となる。

 同社CEOのEugene Kaspersky氏の公式ブログによれば、KasperskyOSは単体売りする製品ではなく、プロジェクトで売るものとなり、組み込みやオートメーションシステムなどを手掛けるベンダーや開発者と共同開発で提供するようだ。