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GIGABYTE、Kaby Lake搭載の小型PCやBRIX異色のゲーミングPCを発表

 日本ギガバイトは27日、小型ベアボーンPCを筆頭とするBRIXシリーズの新製品発表会を開催した。

 今回発表会でお披露目された主なコンシューマ向け製品は、Kaby Lake搭載の「GB-BSi7HT-7500」、GeForce GTX 950を搭載する長方形タイプの「GB-BNi7HG4-950」、GeForce GTX 1070を搭載する楕円形タイプの「GB-GZ1DTi-1070」の3台。このほかに10月15日に発売済みのThunderbolt 3対応の小型モデル「GB-BSi7HT-6500-QA-BWJP」も新製品として説明が行なわれた。

 なお、今回発表された製品は型番などが異なっているものはあるものの、6月に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2016の取材記事でも登場している。

GB-BSi7HT-7500

GB-BSi7HT-7500

 第7世代CoreことKaby LakeのCore i7-7500Uを搭載。約120mm四方の小型PCとなっており、設置の自由度が高い。USB 3.1 Type-Cといった最新インターフェイスも備えている。現時点では価格は未定。発売は12月17日を予定している。

左側面
右側面
背面
天面
GB-BSi7HT-7500
CPUCore i7-7500U(2.7GHz)
GPUIntel HD Graphics 620
メモリDDR4 SO-DIMM 16GB×2(2,133 MHz)
搭載ストレージ-
空きストレージPCIe M.2 2280、SATA 6Gbps
有線LANGigabit Ethernet
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2
オーディオRealtek ALC255
ディスプレイ端子Mini DisplayPort、HDMI 2.0
最大解像度3,840×2,160ドット/60Hz
インターフェイスUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×2、音声入出力など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)112.6×119.4×46.8mm
予想実売価格未定
発売時期12月17日予定

GB-BSi7HT-6500-QA-BWJP

GB-BSi7HT-6500-QA-BWJP

 こちらは既に発売済みのモデルで、前述のGB-BSi7HT-7500と同じ小型の筐体を採用している。搭載CPUはSkylake世代のCore i7-6500U。Thunderbolt 3対応のUSB Type-Cポートを備えているのが特徴。店頭予想価格は115,000円。

左側面
右側面
背面
天面
GB-BSi7HT-6500-QA-BWJP
CPUCore i7-6500U(2.5GHz)
GPUIntel HD Graphics 520
メモリDDR4 SO-DIMM 16GB×2(2,133 MHz)
搭載ストレージSATA M.2 SSD 120GB
空きストレージSATA 6Gbps
有線LANGigabit Ethernet
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2
オーディオRealtek ALC255
ディスプレイ端子Mini DisplayPort、HDMI 2.0
最大解像度3,840×2,160ドット/60Hz
インターフェイスUSB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応)、USB 3.0×4、SDカードスロット、音声入出力など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)112.6×119.4×46.8mm
予想実売価格115,000円
発売時期発売済み

GB-BNi7HG4-950

GB-BNi7HG4-950

 GB-BNi7HG4-950は長方形の筐体を採用。幅と奥行きは110mmしかなく、高さも220mmと非常にコンパクト。それでいてGeForce GTX 950を搭載するゲーミングPCとなっている。

 インターフェイスは側面の2カ所の角に集められており、見た目にも配慮した作り。Mini DisplayPortを3基とHDMIを備え、4Kの4画面出力を可能とする。予想実売価格は140,000円で、発売は11月12日を予定。

天面
底面
インターフェイス部
GB-BNi7HG4-950
CPUCore i7-6700HQ(2.6GHz)
GPUGeForce GTX 950
メモリDDR4 SO-DIMM 16GB×2(2,133 MHz)
搭載ストレージ-
空きストレージPCIe M.2 2280、PCIe/SATA M.2 2280
有線LANGigabit Ethernet
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2
オーディオRealtek ALC255
ディスプレイ端子Mini DisplayPort×4
最大解像度3,840×2,160ドット/60Hz
インターフェイスUSB 3.1 Type-C、USB 3.1Type-A、USB 3.0×2、音声入出力など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)300×230×30mm
予想実売価格140,000円
発売時期11月12日予定

GB-GZ1DTi-1070

 GB-GZ1DTi-1070は小型形状が特徴のBRIXシリーズとは一線を画すモデルで、デスクトップ版のGeForce GTX 1070を搭載。CPUもCore i7-6700Kとハイエンド構成になっている。価格、発売時期ともに予定。

 ビデオカードを縦に配置し、天面側で熱を逃がす仕組みを採用。天面は蓋が2つ付いている格好で、GPU温度が80℃を超えると自動的に開くようになっており、冷却効率を高める。Flex-ATX電源と135WのACアダプタの2電源構成で、300W級のビデオカードも搭載可能としている。また、インターフェイスが本体底面側に集められており、ケーブルを底面から逃がせるため、見た目にケーブルがごちゃつくのを防ぐことができる。

GB-GZ1DTi-1070
底面にインターフェイスが集まっており、側面下部からケーブルを逃がす構造
底面
Flex-ATX電源を内蔵するが、ACアダプタも備えており、300W級のビデオカードを動作させることができる
天面の2枚蓋はGPU温度が80℃を超えると開くようになっている
開いた状態
上部のLEDライトは色を変更できる
GB-GZ1DTi-1070
CPUCore i7-6700K(4GHz)
GPUGeForce GTX 1070
メモリDDR4 SO-DIMM 16GB×2(2,133 MHz)
搭載ストレージSATA M.2 SSD 256GB、HDD 1TB
空きストレージPCIe/SATA M.2 2280、SATA 2.5
有線LANGigabit Ethernet
無線通信-
オーディオRealtek ALC1150
ディスプレイ端子DisplayPort×3、HDMI、DVI
最大解像度3,840×2,160ドット/60Hz
インターフェイスUSB 3.1 Type-C、USB 3.1 Type-A、USB 3.0×5、音声入出力など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)276×384×128mm
予想実売価格未定
発売時期未定