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Dell、筐体を刷新したGeForce GTX 10シリーズ搭載ゲーミングノート

Alienware 17

 米Dellは2日(米国時間)、米・シアトルで開かれているゲーミングイベント「PAX」にて、GeForce GTX 10シリーズグラフィックスを搭載したゲーミングノート「Alienware 17」、「Alienware 15」、「Alienware 13」を発表した。

 Alienwareブランド登場から20周年が経過したが、ブランドとして初めてVR対応のノートPCをリリースした。筐体を一新し、放熱性を高めたことで信頼性を向上させ、強力な性能を実現できたという。

 筐体はアルマイト処理を施したアルミニウム、マグネシウムのアレイ、およびスチールと銅で強化されたまた、ヒンジから後ろに飛び出た「ヒンジフォワードデザイン」を採用し、ここに銅を取り入れた放熱機構を収納することで冷却性を高めている。

 このほか、新設計の「TactXキーボード」を搭載し、スチール素材で強化された構造で信頼性を高め、2.2mmのキーストロークを確保。RGB LEDバックライトも備えており、好みの色にカスタマイズできる。いずれもBTOに対応し、各種パーツの選択が可能。

 Alienware 17の主な仕様は、最大Core i7-6820HK(オーバークロックで4.1GHz動作)、8GB~32GBのDDR4メモリ、GPUにGeForce GTX 1080(8GB)、GTX 1070(8GB)、GTX 1060(6GB)、またはRadeon RX 470(8GB)、最大1TBのブート用SSD+1TBのデータ用SSDまたはHDDなどを搭載。オプションでアイトラッキング「Tobii EyeX」を選択できる。

Alienware 17
Alienware 15

 Alienware 15はGTX 1080やTobii搭載を選択できないが、CPUにCore i5搭載モデルが用意される。また、標準で68Whのバッテリを内蔵するが、オプションで99Whのバッテリも搭載可能としている。米国での販売開始は9月30日。

Alienware 15

 Alienware 13もGeForce GTX 10シリーズを搭載するとしているが、型番は現時点では未定。一方で、有機ELディスプレイを搭載可能で、10万:1のコントラスト比を実現する。こちらの米国発売は11月を予定している。