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Ryzen AI Max+ 395搭載NAS「N5 Max」で、ローカルAIの新時代を垣間見た

N5 Max

 MINISFORUMの「N5 Max」は、CPUに超高性能なRyzen AI Max+ 395を搭載した「NAS」製品だ。現在公式サイトでメール告知の予約を受け付けているが、発売時期や価格は不明である。リリース製品の発売に先立ってサンプルを入手したので、2週間ほど使ったインプレッションをお伝えしたい。

AI時代にふさわしい、新世代NAS

 同社は2025年に、Ryzen AI 9 HX 370を搭載した「N5 Pro」をリリースした。N5 Proは単なるNASとしてはオーバーキルともいえる仕様のCPUを搭載しており、内蔵するNPUを含めてローカルで80TOPSのAI性能を発揮できる製品として登場した。

 N5 Proが“AI NAS”とうたっている理由だが、Dockerを使ってさまざまなアプリをインストールでき、内蔵のPCIeスロットやOCuLinkを使ってGPUを拡張することで、AIアプリケーションが使えるという体のものだった。一応、Ryzen AI 9 HX 370の内蔵NPUでも50TOPSのAI性能があるのだが、その活用は限定的だ。

 もちろん、N5 Proも、NASとしては破格ともいえるAI性能を持っており、軽いLLM程度なら実行できなくはないだろう。また、GPUを増設する前提であればある程度AIも対応できる。しかし、本体だけでできることは限られており、製品情報でうたわれている実在のAIアプリケーションは画像生成AIのStable Diffusion程度。ほかは抽象的なキーワードであり、実態はコンセプトレベルだったといっていい。

N5 Pro(右)とN5 Max(左)の比較。前面カバーが光沢でなくなったほか、本体の色味もわずかに違う

 しかし、今回のN5 Maxは根本から異なる。CPUにRyzen AI Max+ 395を採用しているからだ。Ryzen AI Max+ 395では、高性能コアを16基搭載しているのに加え、GPUは40CUという、実にRyzen AI 9 HX 370内蔵GPUの2倍以上のユニットを持つRadeon 8060Sを搭載している。これはディスクリートでミドルレンジクラスのGPUに匹敵し、桁違いの性能を発揮する。

 N5 Maxではこの高性能GPUと合わせて、もう1つAI向けの要素を持つ。それが容量64GBでバス幅256bitにもなるLPDDR5X-8000メモリの搭載だ。すでにローカルでLLMを実行しているユーザーなら気づいているだろうが、LLMの実行において最大のボトルネックはGPU性能よりもメモリ性能とその容量だ。

 特にメモリ容量は、「賢いモデル」を実行できるか否かを左右する。その点、N5 Maxの64GBは余裕をもって27~35B前後の中規模のLLMを、コンテキストサイズに余裕をもって、比較的実用的な速度で実行できるのが特徴だ。

Open WebUI、Ollama、そしてOpenClawが動作し、なおかつQwen 3.6 35B A3Bがロードされていてもメモリは12GBほど空いている。これだけ空いていれば安心だろう

 そのため、N5 Maxの製品ではより具体的なAIを提案している。たとえばAIエージェントの「MinisOpenClaw」(現時点ではOpenClawのDocker版のことを指すと思われる)は製品投入時に実行可能だとされているし、2026年第3四半期末には「ローカルAIアシスタント」や「セマンティック検索」、「SmartTags」、「スマートインデックス」、「スマート検索」といったAI機能も利用可能になる見込みだ。N5 Proと比較して、実現できるAIはより具体性があるといっていいだろう。

 もちろん、これらは単なる汎用アプリケーションなので、アップデートや手動の導入によりN5 Proでも実行できるようになるはずだが、強力なCPU/GPUにより現実的な速度で実行できるのがN5 Maxになるのは間違いないだろう。

 なおN5 Proのとき、MINISFORUMは独自OS「MinisCloud OS」が入ったSSDに加え、Windowsが入ったSSDも同時に送付していただいたが、今回はMinisCloud OSのプリインストールSSDのみ。まあSSDの高騰というのもあるが、「MinisCloud OSでもここまで性能が出て、ここまでAIを走らせられる」ということをアピールをしたい思惑もあるだろう。

MinisCloud OSは、MinisCloudアプリから操作できる

 ただ、現時点ではマニュアルやPlayBookの類は公開されていないほか、ソフトウェア回りはまだ開発/試作の段階だ。当初はOpenClaw回りの手動導入で苦労したが、結局MINISFORUMに設定を助けてもらうことにした。

その前に外観をチェック

 ソフトウェアの話に入る前に、まずはハードウェアの話をしたい。先述の通り、本機はCPUにRyzen AI Max+ 395、メモリに64GBのLPDDR5X-8000、OS用に64GBのSSDを搭載しているが、それ以外にも見どころがある。

 まずNASとして肝心なストレージ部分だが、本機は5基のリムーバブル3.5インチベイを備えているほか、5基のPCIe 4.0対応M.2スロットを搭載する。M.2スロットのうち1基はNASのOSがプリインストールされたSSDがあらかじめ装着されているため、実質空いているのは4基となるが、ファンがある面のCPUに近いスロットだけx4レーン接続で、残る3スロットはx1レーン接続なので注意が必要だ。

N5 Max本体
5基のリムーバブルベイを搭載
本体底面の前面側のネジを2本外すことで内部にアクセスできる
マザーボードは引き出せる。その上面には、180W電源が内蔵されている。手前はM.2スロットで、ファンが装備されている

 M.2の説明が先に来てしまったが、マザーボードへのアクセスは従来のN5 Proと同様、底面ネジ2本を外してから前面に引き出す構造となっている。ただし本機はPCIe 4.0 x16スロットがなくなったほか、メモリもオンボードタイプとなり増設できなくなったので、実際にアクセスするのはSSD増設するときや、ホコリが溜まりメンテナンスを行なうときに限られるだろう。

 今回、5基ある3.5インチベイのうち1基は手持ちの2.5インチSSD、3基は2TB HDDを搭載してみた。また、PCIe 4.0 x4のM.2スロットに2TB SSDを1基搭載した。なお、「ネタで2.5インチSSD+HDDのストレージプールに20GB近いLLMのモデルを入れてみるとどうなるのよ」と試してみたところ、モデルのロードだけで10分近く費やしてしまったので、本機の演算パワーをLLMに費やすつもりがあるなら、最初からおとなしくPCIe 4.0 x4 SSDにモデルを入れたほうがいい。

ファンを取り外してみたところ。こちらはいずれもPCIe 4.0 x1接続のM.2
こちらは底面で、CPUのファンが見えるほか、SSDスロットがヒートシンクで隠されているのが分かる
底面側のM.2スロットへのアクセスは、CPUファンとヒートシンクを外す必要がある
M.2スロットは奥からPCIe 4.0 x4、PCIe 4.0 x1 2基
内部USBポートも空いているため、別のOSを使うといった荒業もOK
大型のSSDヒートシンクが用意されているのは安心要素だ

 なお、リムーバブルの3.5インチベイのトレーだが、N5 Proとほぼ同じ形状であり、ツールレスで取り付けられる点も継承している。ただし、新たに簡易ロック機構がつくようになり、不意に抜けてしまうことを防げるようになった。背面に92mmのクーリングファンを備えており、強制冷却する点は従来と変わらない。筐体に余裕があるため、HDDのファンやCPUのファンともに騒音は控えめで、HDDの回転音や振動音のほうが目立った。

リムーバブルの3.5インチHDDベイのトレーには新たにロック機構が付いた
HDDをスライドすると後部のSATAコネクタに接続される

 SSDのスロットだが、CPUファン側の3基には大型のヒートシンクで冷却するようになっている。スロットへのアクセスは、ファンとヒートシンク両方を外さなければならないのでやや面倒だ。逆側の面の2基のSSDスロットはアクティブファンのみの冷却だが、こちらもいったんファンを外してからアクセスする仕組み。もっとも、HDDと比較して換装する機会が少ないと思われるので、利便性よりも冷却に気を配ってもらったほうがありがたい点ではある。

 インターフェイスは、前面にUSB 3.2 Gen 2とUSB4、背面に10Gigabit Ethernet 2基、USB 3.2 Gen 2 2基、USB4 Version 2.0 2基、HDMI出力などとなっている。N5 Proと比較するとOCuLinkも省かれたわけだが、これはビデオカードが動作しないためだと思われる(同じRyzen AI Max+ 395搭載のMS-S1 MAXでも同様)。

本体背面のインターフェイス
CPUには銅製ヒートパイプなどが用いられており、しっかり冷やせる

 HDMI出力が1基しかないとは言え、CPUとメモリ、内蔵GPUの性能まで充実していることを考えると、もはや単なるハイスペックゲーミングPCとしても使いたくなるが、今回はその気持ちをグッとこらえて、素直にAI機能を搭載したNASとして使うことに徹しよう。

 ちなみに地味に大きなアップデートの1つが、180Wの電源が内蔵されたこと。N5では外付けのACアダプタを利用していたため、わずかではあるが余計に場所を取っていた。今回、PCIeスロットなしになった、そしてメモリが増設できなくなった代わりに電源が内蔵できたということだろうが、歓迎してもいいポイントだ。

スマホでも使いやすいMinisCloud

 従来のN5 Proから大きな変化はないものの、ソフトウェア面について簡単に見ていこう。先ほど述べた通り、本機にはMinisCloudという独自OSが64GBのSSDにプリインストールされている。電源を投入すれば数秒で起動し、再起動やアップデートも高速だ。なお、HDMIにモニターを接続してもMINISFORUMのロゴを表示するだけで操作できるUIは用意されないが、画面右上にIPアドレスを表示するので、“行方不明”になった際は活用したい。

 機能のアクセスは専用アプリ「MinisCloud」を利用する。記事執筆時点ではWindows版とAndroid版だけが「正式版」としてリリースされており、iOSおよびmacOS版はテストフライトのみ(実はこちらのほうが新機能が豊富らしいが……)。ただし執筆時点で同社のサポートページにあるN5 Maxのダウンロード項目がないため、N5 Proの項目からダウンロードして試用した。

 使用方法は従来同様にとっつきやすく、ソフトをインストールしてから起動して、LAN内をスキャンすると自動的にリストに加わるので、ユーザー名とパスワードを作成してログイン。その後、ディスク(SSDやHDD)をストレージプールに追加すれば、MinisCloudアプリ経由で使えるNASになる。

最初にネットワーク内のNASをスキャンする
見つけると最初は更新を促された
アカウントを登録しているところ
ストレージプールを作成
スマホでもポチポチしながらストレージプールが作成できる。いい時代だ
ホーム画面

 N5 ProのときはWindows版を試用したため、今回は趣旨を変えてAndroid版を試してみたが、手順に差はなく至ってスムーズだった。機能的にも、ファイルアップロードやダウンロードといった基本的なことだけでなく、Dockerのターミナル操作といったことまで可能で、PC版に見劣りすることなく充実している。「ついにPCがなくても十分にNASが生かせる時代が来たかー!」と思うとなかなか感慨深い。

 当然、PCでの活用も可能で、手動で有効にする必要はあるものの、SMBやWebDAVといったファイル共有プロトコルをサポート。また、AppleのTimeMachine機能にも対応しているので心強い。

 ただ、N5 Pro登場からそろそろ1年が経とうとしているものの、言語に日本語を選んでもUIの一部表記がまだ中国語で残っていたり、なぜかタイムゾーンとしてデフォルトがUTCに設定されたままになっていたりと、ローカライズしきれていない点が見受けられた。この辺りは改善の余地が残されている。

アプリの一覧
CPUの使用率なども見える
SMBなどは手動でオンにする
Docker
今回詳しくは紹介しないが、仮想マシンも立てられるので、別のOSを動かすことも可能だ

実際にN5 MaxだけでAIサーバーを立ててみた

 以前のN5 Proの際はあまり実践する機会がなかったのだが、N5 MaxはRyzen AI Max+ 395を搭載していることもあり、本格的にローカルLLMを動かすことができるパワーを備えている。そこで今回はすでに用意されているDockerの機能を利用して、さまざまなAI処理を行なうサーバーに仕立ててみた。

Ollama+Open WebUI

Dockerからさまざまな機能をインストールできる
このように自動的にコンテナをダウンロードしてくれる

 N5 MaxのDockerは、標準で「おすすめ」のコンテナとして「Open WebUI for AMD GPUs」が用意されている(スマートフォン版では表示されないが、PC版では表示される)。この「インストール」ボタンを押すだけで、LLMを実行するための「Ollama」と、ブラウザからアクセスできるChatGPT風のUIで、Ollamaを使いやすくする「Open WebUI」が同時にインストールされる。

ブラウザ経由でOllamaで動作しているLLMとチャットできるOpen WebUI

 Open WebUIとOllamaの初歩的なセットアップは自動でやってくれるし、そのOpen WebUIへのアクセスも、DockerのUI上の「コンテナ管理」から「URLを開く」だけと簡単なのでセットアップの詳細は割愛する。Open WebUIが開いたら、アカウントを作成し(このメールアドレスやパスワードは自分で使うものなのでなんでもいい)、右上の名前アイコンクリック→「管理者パネル」→「設定」の「モデル」→「管理」の中にある「Ollama.comからモデルをプル」に、使いたいモデル名を入力して、入力欄右のダウンロードアイコンを押すだけでいい。

 その「モデル名」だが、Ollamaのライブラリを参照したほうが早い。たとえば今回メインで使うQwen 3.6 27bの場合「qwen3.6:27b」になっている……そんな具合だ。ダウンロードが完了すれば、Open WebUI上でそのモデルが使えるようになる。

モデルの管理から必要なモデルをダウンロードできる
モデルの名前はOllamaのページを検索したほうが確実だ

 ただし、筆者は最初にセットアップしたボリュームが2.5インチSSD+3.5インチHDDであったため、それがシステムボリューム(syspool)となり、モデルがそこにダウンロードされてしまい、ロードするのにやたら時間がかかった。そこでM.2のSSDを急遽追加したのだが、コンテナが使うストレージプールを変更できなかったので、諦めて全部のストレージプールを削除し、M.2 SSD上にメインのストレージプール(Syspool)を作成し直した。

 ちなみに、Open WebUI経由でDenseモデルのQwen 3.6 27bと会話したところ、出力は11.3tok/s前後だった。重いモデルだが、このあたりが実用の下限といったあたりだ。一方、MoEモデルのQwen 3.6:35b(A3B)だと42tok/s前後出るので、かなり実用性が高い。

MinisOpenClawを試してみる

 続いてはDockerでおすすめされていたMinisOpenClawも試してみた。実は当初、DockerのUIにあるOpenClawをダウンロードしてインストールしたのだが、ChatGPTやGeminiに聞きながらyamlファイルを編集してもOpen WebUI+Ollamaのネットワークに参加できないため、OllamaのエンドポイントAPIが叩けなかったり、ようやく叩けても動作が微妙だったりと大変だった。「本当にこんなのを一般人に使わせるのか?」と疑ったりもした。

手動でOpenClawをインストールしてみたところ
最初はなんとかうまくいき、スマホからもアプリ経由でコンソール画面操作によりアクセスできるので、なんか楽しいな~と思っていたのだが、度重なるアップデートで使えなくなってしまった……

 なんとかうまく行ったものの、OpenClawやOllamaのアップデートをしていくうちにダメになったりして、結局、この記事を公開する直前に、またArm搭載ミニPC「MS-R1」の時と同じようにMINISFORUMにヘルプを出した。

 結論からいえば、MinisOpenClawはメインストリームとは別でComposeが用意されており、それを導入すればOpen WebUI、Ollama、OpenClawがまとめて導入される。筆者が今回入手したN5 Maxはかなり早い段階のものなので、おすすめに表示されず、まだソフトウェア回りの開発も追いついていないとのこと。実際に読者の方々がN5 Maxを入手できるようになったタイミングでは、もっと楽に導入できるようになるはずだし、UI回りも異なる可能性があるので、ここでは導入の詳細を省き、実際に試してみた結果だけをお伝えしよう。

MinisOpenClawは1つのComposeで6つのコンテナをまとめて導入できる。おそらく読者の方々が入手できる頃にはこれが当たり前になっているのであろう

 例として、「今日のPC Watchのニュースをまとめて報告して」という指示を挙げてみよう。このプロンプトは、単にLM StudioのようなソフトでローカルLLMを走らせただけではできないことが何点かある。

  • LLMは、今日はいつなのかを把握できない
  • PC Watchは何なのか、どこにあるのか知ることはできない
  • 知っていたとしても、PC WatchのURLを叩くことはできない
  • PC Watchのページの構造が分からず、ニュースを取得できない

 その点、OpenClawのようなAIエージェントは、今日がいつなのか把握し、PC Watchは何なのかを検索して調べることができて、そのURLにアクセスできる。そして、PC Watchのページの構造を解読して、ニュースがどこに存在するのか解釈し、それを取り入れるための“スキル”を自動的に身につけ(スクリプトを書く)、取り込んでLLMで解釈してから、概要をユーザーに伝えることができるのだ。これにより可能性が大きく飛躍する。

 なお、一回作成したスキルは自動的に保存されるため、2回目以降はよりスムーズに実行できる。

「今日のPC Watchのニュースをまとめて報告して」と入力すると、PC Watchのニュースを取得するのに必要なスキルを自動的に作成して、それを使ってまとめて報告してくれる。スゴイ偉い

 ただ、このようなインテリジェントな挙動によりOpenClawでは著しくトークンを消費するため、コンテキストウィンドウをあっという間に食いつぶしてしまう。1つの作業が終わったら新しいセッションを開始するクセはつけておきたいところだ。

手元に本格的なAIサーバーが来る時代

 N5 Maxが届いてから2週間、ほとんどDockerというかOpenClawのトラブルシューティングで終始したため、ベンチマークらしいベンチマークは実行していない。しかし、10Gigabit Ethernetが持つ転送速度は問題なく達成できることは確認できた。まあ、NASとしてはオーバースペックなCPUを採用しているので、これぐらいは当たり前なのだが。

M.2 SSDにアクセスしているところ。10GbE対応NASとしてはまったく申し分のない性能だ

 とはいえ、N5 Maxが持つ真の価値は、単なる高性能NASというより「手元で動くAIサーバー」にある。もちろん、N5 Maxでできることは(3.5インチHDDが5台積めることを除けば)同じくRyzen AI Max+ 395を搭載した「MS-S1 MAX」でもほとんど同様にできるのだが、N5 Maxはよりオーバーヘッドの少ないOSで、シンプルに管理できる。

 また、現時点ではまだOpenClawを介してしか実装されていないが、AIによって意味論的に検索できるフォトアルバムの機能なども第3四半期中に実装予定としている。これらが実現すれば、現在クラウドサービスでしかできないような写真検索機能が使えることにより、写真を再び“手元に戻す”ことができるようになるかもしれない。

 以前MINISFORUMのCEOである姜瑞静氏にインタビューした際に、ローカルAIのビジョンについて熱く語って頂いたことがある。データ汚染がなく、セキュアにデータを保存でき、なおかつ個人の嗜好に特化したAIこそが真のパートナーであり、MINISFORUMはその実現を目標に掲げていた。今回のN5 Maxは、その目標の実現に一歩近づけるためのマシンなのだと強く実感した。

まさかのRyzen AI Max+ 395搭載の“AI NAS”を使ってみたら想像の斜め上を行く出来だった【MINISFORUM N5 MAX実機検証】