山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ

Apple「iPad Pro 9.7インチ」で電子書籍を試す

~iPad Pro 12.9インチの機能はそのままに小型化したタブレット

Apple「iPad Pro 9.7インチ」。今回紹介するゴールドのほか、シルバー、スペースグレイ、さらに12.9型モデルにはないローズゴールドを合わせた4色展開。Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルが用意される

 「iPad Pro 9.7インチ」は、Apple製の9.7型タブレットだ。2015年暮れに発売され、12.9型という大画面が話題になった「iPad Pro」におけるApple Pencil対応、オプション接続用の「Smart Connector」などはそのままに、画面サイズを9.7型に小型化したモデルである。

 9.7型のiPadが新たにApple Pencilをサポートするという噂はかねてより存在したが、それはiPad Airシリーズの最新モデルで実現するのではという見方が大半だった。ところが今回発表されたのは、「iPad Pro」という名称はそのまま、画面サイズだけが小さい兄弟モデルという位置付けだった。今後iPad Airシリーズがこのまま終息するのでなければ、同じ9.7型で2つのモデルが存在することになるわけで、このラインナップ編成はなかなか興味深いものがある。

 今回はこの「iPad Pro 9.7インチ」を、従来モデルである「iPad Pro 12.9インチ」、およびiPad Airシリーズの現行モデルであるiPad Air 2と比較しつつ、電子書籍用途を踏まえながら紹介する。

iPad Pro 12.9インチをほぼそのままダウンサイジング

 まずはiPad Pro 12.9インチおよびiPad Air 2と比較してみよう。なお以下の表ではWi-Fiモデルのスペックを記載しているが、筆者が今回購入したのはWi-Fi+Cellularモデルであるため、写真については本製品のみWi-Fi+Cellularモデル、その他はすべてWi-Fiモデルとなっている。Wi-Fiモデルとは背面上部のデザインが若干異なるので、見比べる際はご承知置きいただきたい。

iPad Pro 12.9インチiPad Pro 9.7インチiPad Air 2
発売2015年11月2016年3月2014年11月
サイズ(幅×奥行き×高さ、最厚部)305.7×220.6×6.9mm240×169.5×6.1mm240×169.5×6.1mm
重量約713g約437g約437g
CPU64bitアーキテクチャ搭載A9Xチップ、M9コプロセッサ64bitアーキテクチャ搭載A9Xチップ、M9コプロセッサ64bitアーキテクチャ搭載A8Xチップ、M8モーションコプロセッサ
メモリ4GB2GB2GB
画面サイズ/解像度12.9型/2,732×2,048ドット(264ppi)9.7型/2,048×1,536ドット(264ppi)9.7型/2,048×1,536ドット(264ppi)
通信方式IEEE 802.11a/b/g/n/acIEEE 802.11a/b/g/n/acIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
バッテリ持続時間(メーカー公称値)最大10時間最大10時間最大10時間
スピーカー4基4基2基
Smart Connector-
Apple Pencil対応対応-
価格(2016年4月1日時点)94,800円(32GB)66,800円(32GB)44,800円(16GB)
112,800円(128GB)84,800円(128GB)55,800円(64GB)
130,800円(256GB)102,800円(256GB)

 こうしてスペックを比較すると、iPad Pro 12.9インチをほぼそのままダウンサイジングした製品であることがよく分かる。唯一、メモリの搭載量だけがiPad Air 2と同じ2GBということで、iPad Pro 12.9インチの半分に抑えられているが、もともとメモリは画面サイズに比例して多くの量が求められるのが常であり、9.7型でここまでの容量は不要と判断されたと解釈すれば、とくに違和感はない。実際のベンチマーク結果についてはのちほど紹介する。

 本体サイズはiPad Air 2とまったく同じで、見た目に違いもない。注意したいのは背面カメラで、iPhone 6sと同等の1,200万画素に進化し、4K動画の撮影やLive Photosに対応するようになった一方で、背面からレンズ部がわずかに飛び出すようになった。平坦なデスク上に置くとカメラの厚み(約1mm)だけ浮くので、ケースなしで裸のまま使う人は注意したい。スピーカーがiPad Pro 12.9インチと同じく、片側2基から両側4基へと増えているのも、iPad Air 2との相違点だ(後述)。

 価格については、iPad Proの同容量のモデルと比較すると、いずれの容量も28,000円安価となっている。一方iPad Air 2は現時点で同容量のモデルが存在しないため直接の比較は難しいが、計算上は同容量で概ね2万円の差があることになる。10万円以下の価格帯で2万円もの差はかなり大きく、この差がある限りは画面サイズが同じであれラインナップを一本化するのは難しそうだと感じる。

 ちなみに重量についてはiPad Air 2と同じとされているが、実際には公称値よりも若干重いことがネットで幾例か報告されている。実際に測ってみたところ、Wi-Fi+Cellularモデルの公称値444gに対して実測453gと、確かに若干重いようだ。もっとも、iPad Air 2は公称値437gに対して実測446gと、他製品でもこの程度の誤差はあるので、それほど問題になるレベルではない。体感的にもまず感じない差だ。

本体外観。従来までのiPadと同様、比率4:3のディスプレイと、ハードウェアによるホームボタンを搭載する
正面から見るとiPad Air 2(右)との違いはまったくわからない
背面を比較すると、カメラ周辺の仕様が若干異なることが分かる。上部の白い線はWi-Fi+Cellularモデル特有の仕様
下が本製品、上に重なっているのがiPad Air 2。カメラが出っ張っているほか、LEDが追加されているのが分かる
カメラの突起を横から見たところ。約1mmほど出っ張っている
こちらはiPad Pro 12.9インチとの比較。機能的にはほぼ同等と考えてよい
背面の比較。カメラ周りを除けば特に違いはない

セットアップ手順は従来と同様。性能はiPad Air 2の約1.5倍

 開封からセットアップの手順はiPad Air 2やiPad Proと変わらず、Touch IDのための指紋登録の作業時間を合わせても数分もあれば完了する。今回の試用に先駆けて、従来のiPad Air 2も初期化して再セットアップを行なってみたが、全体の流れでとくに大きな違いは感じられない。フローが完成されている証と言っていいだろう。

 使ってみてiPad Air 2との違いがすぐ分かるのはスピーカーだ。画面が横向きの状態で使う場合、これまで右側からしか音が出ていなかったのが左右両側から出るので、本製品とiPad Air 2を並べて動画や音楽を再生すると、どちらが本製品なのかすぐに特定できる。音の拡がり方も自然で、背面にスピーカーがあるタブレットのように、正面よりも背面から聴いた方がボリュームが大きいこともない。

 このスピーカーと前述のカメラ部の出っ張り、さらにSmart Connectorを除けば、本体の外観はほぼそっくりなのだが、iPad Air 2向けに作られたSmart CoverおよびSmart Caseは本製品では利用できないとされている。これはSmart Connectorの利用が考慮されていないためで、その点にさえ目をつむれば、サードパーティ製のケースやカバーについてはそのまま流用できる。

イヤフォンジャックおよび電源ボタンがある上部にもスピーカー2基が追加されている
下部にスピーカー2基があるのは従来のままだが、位置は若干外側寄りに移動している
上から、iPad Air 2、本製品、iPad Pro 12.9インチを重ねたところ。サイズの違いに加えて、スピーカーの位置が変更されていることがよく分かる
キーボードなどを磁力で接続できるSmart Connectorを搭載する。iPad Air 2用のカバーを流用するとこれが隠れてしまうことになる

 ただしカメラ周りの穴の寸法が厳密だと、出っ張った部分とケースが干渉しかねないほか、カメラ直下に追加されたLEDが隠れてしまう可能性がある。またスピーカー穴が塞がれてしまうという問題もあるので、既に手元にあるiPad Air 2用ケースを試しに装着してみるのは構わなくても、新規に買うのであれば本製品対応とされているケースを買った方が良いだろう。

 性能についてもチェックしておこう。「3DMark Sling Shot Benchmark」によるベンチマークの結果は以下の通りで、iPad Air 2と比較するとスコアはおよそ1.5倍となっている。とくにグラフィック系の処理が高速で、実際に同じ動画を再生してみても、iPad Air 2ではコマ落ちしていた動画が本製品ではスムーズに再生されていることが分かる。これは主にCPUの違いによるものと考えられる。

 一方iPad Pro 12.9インチとの比較ではやや分が悪く、全体ではおよそ8割程度の数値といったところだ。これはメモリがiPad Pro 12.9インチの半分の2GBであることが、大きく影響していると考えられる。とはいえ、同じ9.7型であるiPad Air 2と比較して現状の仕様で性能が大きく向上していることを考えると、メモリを4GBにするという選択は設計側としてもしにくかっただろうと感じる。

iPad Pro 12.9インチiPad Pro 9.7インチiPad Air 2
Sling Shot Extreme3748 (3774)3049 (3111)2084 (2079)
Graphics test 134.41 FPS (34 FPS)23.01 FPS (23 FPS)12.02 FPS (12 FPS)
Graphics test 216.62 FPS (16 FPS)12.79 FPS (13 FPS)7.60 FPS (7 FPS)
Physics section 128.73 FPS (29 FPS)25.89 FPS (27 FPS)29.93 FPS (28 FPS)
Physics section 215.56 FPS (15 FPS)12.18 FPS (12 FPS)14.33 FPS (13 FPS)
Physics section 312.59 FPS (13 FPS)12.86 FPS (13 FPS)12.71 FPS (12 FPS)
Graphics score5155 (5129)3780 (3833)2142 (2142)
Physics score1916 (1953)1817 (1892)1902 (1877)

電子書籍の利用に向く製品。iOS 9.3の新機能「Night Shift」も重宝

 さて、電子書籍端末としての機能および使い勝手についても見ていこう。結論から言うと、iPad Air 2と同様、電子書籍の閲覧に向いた端末という評価になる。画面比率は4対3で本のページの縦横比に近く、余白が出にくいことに加えて、9.7型というサイズを活かして単行本に近いサイズでの見開き表示にも対応する。電子書籍閲覧を目的とするユーザーに、安心して勧められる製品だと言える。

 ただし約437gという重量は、手で長時間保持しながら読書するにはやや重い。通勤通学時に持ち歩いて電車の中などで読書したり、ベッドサイドで片手で保持しつつ本を読むのなら、本製品より二回り小さい7.9型で、かつ約138g軽いiPad mini 4(298.8g)の方が向いているだろう。iPad mini 4は見開き状態では単行本サイズより二回り小さい文庫本サイズになってしまうため、画面サイズが大きいことを優先するか、軽さを優先するかという選択になる。どちらが良いかはユーザー次第だろう。

 では雑誌など大判のページを読む場合はどうだろうか。原寸サイズに近いのはiPad Pro 12.9インチだが、こちらは重量が約713gあるため、持ち方そのものが制限されるほか、外出先に持ち歩いての利用にはかなりの覚悟がいる。それを考えると、原寸サイズではないものの、9.7型の本製品の方がハンドリングも含めて実用的だろう。こちらも可搬性を取るのか原寸大にこだわるのかという二者択一になりそうだ。

コミックの見開き表示を、画面比率16:10のタブレット(Fire HD 10)と比較した様子。画面比率4:3だと本の見開きの比率とほぼ等しいため、ほぼぴったり表示できる
テキストコンテンツだとレイアウトが可変するため、縦横比の違いによるメリットデメリットはない
ちなみに動画は縦横比16:9が基本なので、4:3比率の本製品で表示すると上下に黒帯ができてしまう
紙の単行本(左)とページサイズを比較したところ。原寸とまではいかないが、かなり近いサイズで読みやすい
本製品とiPad mini 4(下)を比較したところ。外出先に持ち歩いて電車の中などで本を読むのであれば、例えサイズが小さくても、軽さ優先でiPad mini 4という選択になることも多そうだ
雑誌のページを、本製品、およびiPad Pro 12.9インチ(右)で表示したところ。原寸表示にこだわるのなら12.9インチだろうが、可搬性を優先するなら本製品の方が有利だ

 さて、読書に役立つ機能として、iOS 9.3で初搭載された新機能「Night Shift」についても触れておきたい。これは画面から発せられるブルーライトを軽減する機能で、タイマーもしくは手動でオンにするとディスプレイの色温度が下がり、画面全体が暖色がかって表示されることで「心地よい眠りに役立つ」可能性があるとされている。最初は暖色がかった画面に違和感を感じるが、1~2分も経つと気にならなくなる。

 このNight Shift機能、その名の通り、就寝前に端末を使う際の利用が想定されている。通常はタイマーで利用時間を設定しておき、時間が来ると自動的にオンになり、時間が過ぎるとオフになるという挙動なのだが、手動でオン/オフすることも可能なので、読書をする際にだけオンにするという使い方も可能だ。呼び出しはコントロールセンターから行なうので、本を開いた状態で画面の下→上にドラッグしてすぐオンにできるのも良い。

「Night Shift」の設定は「画面表示と明るさ」で行なえる。時間指定のほか、色温度の調整も可能
手動でオンにするにはコントロールセンターを表示させ、アイコンをタップする
画面の色温度が変化した。いわゆるブルーライトを低減した状態となる
こちらはNight Shiftをオフにした通常の状態。ずいぶんと色味が違うことが分かる

 一般的にブルーライトをカットするには、保護フィルムやブルーライト対策メガネを使う方法が知られているが、前者は常時貼られたままになるので製品によっては屋外で画面が見にくくなる場合がある。後者の場合は就寝前にかけたまま読書しにくい上、メガネに慣れていないと違和感がある、そもそもコストが掛かる、などの問題がある。その点、Night Shift機能では、タイマーでの自動制御に加えて、手動でのこまめなオン/オフが可能で、導入コストもかからないため重宝する。

 なお、この機能によってやや存在意義が薄くなってしまうのが、電子書籍ビューアアプリに搭載されているセピアカラーでの表示モード(以下セピアモード)だ。背景に加えて文字色そのものを黒からセピアに変更するセピアモードと、黒は黒のまま画面全体を暖色系にするNight Shift機能ではやや意味合いが異なるが、これまでセピアモードを使っていたユーザーの多くは「目が疲れにくいから」という理由でこのモードを使っていたはずで、多くはNight Shift機能で代替できると考えられる。

 また各社アプリに搭載されているセピアモードが共通して備える「テキストにしか対応せずコミックなどには適用できない」「テキストコンテンツ内の図版だけセピアカラーにならず白黒のまま残る」という欠点も、Night Shift機能ではディスプレイ側での調節となるため、問題なく対応する。前回紹介したファーウェイの「P8max」に搭載される同等機能のようにアプリによってオン/オフされるわけではなく、オールマイティに使えるので、電子書籍だけでなくブラウジングからSNSまで、幅広く活用するとよいだろう。

Night Shiftを適用した状態は、電子書籍ビューアアプリが備えるセピアカラーでの表示モードに近い
こちらはNight Shiftだけを適用した画面。こちらの方が濃く見えるが、実際には色温度を調整することで同等にすることも可能
こちらはセピアモードの上からNight Shiftを適用した状態。写真ではいまいち分かりにくいが輪をかけて濃くなっている
本製品にはiPad Pro 12.9インチにない独自の機能として、環境光に応じてディスプレイの色と明度を自動的に調整する「True Tone」も搭載されている。特に電子書籍に特化した機能ではないが、この機能だけで暖色系を強めて表示してくれるケースもあるので、常時オンにして使うとよいだろう

既に完成された製品。意外に大きいスピーカーの差

 iPad Air 2ではなく本製品を選択するユーザーのほとんどは、Apple Pencilが利用できることが直接の動機となるはずで、こうしたユーザーにとっては、電子書籍の利用可否そのものが製品選択の決め手になることはないだろう。ありうるとすれば、本製品を購入することは既に決定した上での「iPad Pro 9.7インチは電子書籍の利用に向くか否か」という疑問だ。これに対する回答がYesであることは、ここまで述べた通りだ。

Apple Pencilに対応する。同じ9.7型でも、iPad Air 2ではなく本製品を選ぶ人の多くは、このApple Pencil対応を目的にしているだろう
Apple PencilとiPad Pro 12.9インチ(下)、本製品(上)の対比。一般的なペンやスタイラスに比べて全長が長いApple Pencilだが、本製品と組み合わせるとさらに長く感じられる
Apple Pencilを利用するにはLightningコネクタに接続し、案内に従ってペアリングを行なう
ペアリング完了。Bluetooth機器の1つとして認識された

 ではApple Pencilは度外視して、電子書籍を楽しむことを第一の目的に、本製品とiPad Air 2のどちらが良いかと言われると、これは本製品よりもiPad Air 2の方がおすすめという回答になる。画面サイズ、解像度、さらには本体の重量が同じであることから、約2万円のコスト差を考慮すると、自然とそのような結論になる。前述のベンチマークを見れば分かるように性能は本製品の方が上だが、いかんせん電子書籍にはそれほどの性能は必要ない。iPad Air 2で十分だ。

 ただし気をつけたいことが2つある。1つはストレージの容量で、iPad Air 2は128GBモデルの販売が終息し、本稿執筆時点では16GBと64GBの2択となっている。電子書籍を読む際、こまめにクラウドと入れ替えを行なうのなら小容量でも問題はないが、コミックなどでシリーズ全巻をダウンロードして本棚に並べておきたいという人にとっては、容量は少しでも多い方がよく、その点では128GB/256GBモデルをラインナップしている本製品の方がニーズに合致している。

 もう1つ、これは電子書籍とは直接関係しないが、スピーカーの差も、意外に大きなポイントと言える。画面を横向きにした状態では、iPad Air 2はスピーカーが右側のみ、本製品は両側にレイアウトされており、音の聞こえ方、拡がり方はまったく異なる。本製品に慣れると、右側からしか音が聞こえないiPad Air 2やiPad mini 4に違和感を感じるほどだ。例えApple Pencilを使わない場合でも、この差は意外に大きく、見逃せない。

 今後iPad Airシリーズが継続される場合、新製品では両サイドにスピーカーが追加される可能性もあるので、急いで入手する必要があるかどうかでも判断は違ってくるが、普段イヤフォンや外部スピーカーなしで動画や音楽を楽しんでいる人は、現時点では本製品を選択しておいた方が、満足度は高いだろう。本製品はiPad Pro 12.9インチで使える機能は全て盛り込まれており、次期モデルまで様子見する必要もとくに感じられないので、総合的に考えて“全部入り”にあたる本製品を選ぶのも、よい選択と言えそうだ。

Wi-Fi+CellularモデルはApple SIMが内蔵されており、提携している事業者の回線を本製品上で契約して利用できる。ちなみに国内の事業者ではauが利用できる
価格は1GBにつき1,500円と決して割安ではなく、有効期限も購入から31日となかなか判断が難しいのだが、わざわざSIMカードを用意しなくてもその場で思い立ったら契約して使えるのは非常に便利だ

(山口 真弘)