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零下20℃にも耐える7型Androidタブレット。パナソニックのタフブックシリーズから
2021年5月19日 14:38
パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社は、Android 10を搭載する7型頑丈タブレット「TOUGHBOOK(タフブック) FZ-S1」を20日より順次発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は16万5,000円からの見込み。
これまでの同じ7型のFZ-B2の後継機で、冷凍・冷蔵倉庫などの低温環境下での使用を想定。耐環境性能を向上させ、物流/運輸/流通/小売/インフラ/公共サービス業など、フィールドワーカーの生産性を幅広く向上させるとする。
耐久性を示すデータとして、IP65/67準拠の防塵防滴試験、MIL-STD-810H準拠の耐振動試験、-20~50℃動作環境試験、150cmからの落下試験を合格しており、従来品と比べて約110g軽い約426gへと軽量化したほか、約10%の薄型化も成されたが、十分な頑丈さを確保した。
Wi-FiモデルとWANモデルが用意され、WANに関してはNTTドコモ、auのいずれかに対応可能。大容量バッテリ搭載機種も含めて、合計6機種をラインナップ。バッテリ駆動時間は通常機種が約8時間、大容量バッテリ機種が約14時間。
主な仕様は、SoCがQualcomm SDM660(2.2GHz/4コア+1.8GHz/4コア)、メモリ4GB、eMMC 64GB、ディスプレイはタッチ/ペン操作対応の7型WXGA(1,280×800ドット)液晶で、輝度は500cd/平方m。水滴誤動作防止モードなども備える。
インターフェイスはWi-Fi 5、Bluetooth 5.1、USB 3.0 Type-C、microSDXCカードスロット、拡張バスコネクタ、NFC準拠非接触ICカードリーダライター、ヘッドセット端子、500万画素前面/1,300万画素背面カメラ。センサー類として、照度、加速度/ジャイロ(6軸)、デジタルコンパスを実装。
本体サイズは193×131×16.1~18.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約426g~514g。