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パナソニック、1.5mからの落下試験を通過した5型サイズの頑丈スマホ
2018年5月29日 14:04
パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社は29日、頑丈設計のAndroidハンドヘルド端末「タフブック FZ-T1」を発表した。10月より発売する。
パナソニックでは、かねてよりモバイルPCおよびハンドヘルド端末で堅牢性を売りとした頑丈設計の製品を展開しているが、今回、一般的なスマートフォンよりも頑丈でありつつ、薄型・軽量な製品への要望に応えるかたちで新製品を開発した。
頑丈設計面では、150cmからの落下試験(6方向、落下面コンクリート、動作時)、100cmからの1,000回連続落下試験、80cmからの鋼球落下試験を実施。また、IP66/68準拠の防塵・防滴/防水性能、MIL-STD-810Gの耐振動設計、動作温度-10~50℃といった特徴を持つ。
一方、本体サイズは75×154×13.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240gに抑えた。
このほか、バーコードリーダを搭載、電源を切らずにバッテリパック交換可能、水に濡れた手や手袋でもタッチ操作可能なモード、非接触ICカードリーダ内蔵、測位誤差±2~4mの精度の高精度GPSといった特徴も備える。
おもな仕様は、CPUがQualcomm MSM8909(クアッドコア1.1GHz)、メモリ2GB、ストレージ16GB、720×1,280ドット表示対応5型液晶、Android 8.1を搭載。
インターフェイスは、microSDカードスロット、IEEE 802.11a無線LAN、Bluetooth 4.2、Nano SIMスロット(LTEモデル)、800万画素背面カメラなどを備える。
Wi-FiモデルとLTEモデルがあり、LTEモデルはドコモ網向けとau網向けを用意する。