イベントレポート

せっかくだから俺は会場で気になったものをまとめて写真で紹介するぜ

DEEPCOOLの三つ星型ケース「Tristellar」のカスタマイズモデル

 COMPUTEXと言えば、未発表の製品だけじゃなく、日本に入って来ない変なものもたくさん展示されている……そんなイメージをお持ち読者も多いことだろう。かくいう筆者もCOMPUTEXの取材は初めてなので、そういった“変態物”を楽しみにしていたのだが、2015年は残念ながらそれほどなかったというのが正直なところだ。

 しかしそれでも普段国内では見かけないものや、気になった新製品、展示、活動がいくつかあった。各々単体で記事にすると少々ボリュームが足りないのだが、せっかくなので写真とキャプションでまとめてお届けしよう。

まずはMicrosoftのブースから怪しい15.6型2画面ノート。しかも着脱式となっている
側面のインターフェイス。Core i7、メモリ16GB、512GB SSDとなかなかのスペックだが、1画面当たりの解像度が1,366×768ドット留まりで4.78kg(!)の重量がネック
GeILの「Black Dragon」シリーズメモリのDDR4バージョン。DDR3版は筆者も愛用者の1人だ
ADATAはSO-DIMMタイプのDDR4-2133を展示していた。Skylake世代のノートPC向けと見られる
ADATAのブースでは防水HDDをアピールするためにHDDに水をかけるデモが行なわれていた
ADATAの2.5インチタイプでPCI Express接続の2TB SSD。Marvell製チップを採用し、Gen3 x4接続に対応。リード最大3,200MB/sec、ライト最大2,000MB/sec
SanDiskのDIMMに挿して使えるSSD「ULLtraDIMM」。ようやく実物を拝めた
ULLtraDIMMの背面。と言ってもヒートシンクに覆われており何も見えないのだが
OCZのエンタープライズ向けのM.2 SSD。不意の電源断に備え、バッテリを搭載している
こちらもOCZの2.5インチ PCI Express SSD「Z-DRIVE 6000」
インターフェイスはSSF-8639
こちらはPCI Express x4スロットに直接刺す「Z-DRIVE 6300」
エントリー向けの2.5インチSSD「Trion 100」シリーズ
PQIのApple Lightning/USB Type-C両用フラッシュメモリ「iConnect C」。iPhone/iPadと新型Macbookのデータのやり取りに便利だ
PQIのLightning用USBメモリ「iConnect mini」
回転式でType-Aを備えたLightning対応メモリも用意した
こちらはUSB Type-CとType-A両用メモリ。新型Macbookとのデータのやり取りに便利だろう
PQIではLightning直結のヘッドセットも展示していた。デジタル接続により高音質を実現する。PQIのほかにPhilipsも同様のものを製造しているという
ASUSの世界初を謳う円形BDドライブ「ZenDrive」(SBW-06U1H-U)。6倍速読み込み/書き込みとなっている
アルミフレームで白がベース、そして文字がフルカラーで光る美しいキーボード
PCI Expressスロットがボードに対して水平に出ているMini-ITXマザーボード。型番は「B85M-SI01」だが、製造元は不明
ID-COOLINGのスリムケース。ID-COOLINGの説明によれば、ASUSは年内にもPCI Expressスロットをボードに対して水平に出すMini-ITXマザーを予定しており、スリムケースの市場が広がるという
ケースに組み込まれている簡易水冷キット。CPUに加えビデオカードも冷却可能。ポンプを2機搭載し、強力な水流を実現する
XYZ Printingの世界初のフード3Dプリンタ。年末出荷予定としている
個人向け3Dプリンタ「da Vinci Jr. 1.0w」。無線LAN機能を追加し、スタンドアロンで印刷できる。年末発売予定で価格未定
レーザー刻印が可能な「da Vinci 1.0A Professional」
ハンディタイプの3Dスキャナ
ついに3D Penにも進出。手書きで立体的な作品が作れる
筆者も利用しているTranscendのドライブレコーダーだが、新たに「DrivePro 520」という新製品が追加
前を撮るカメラに加えて、回転して車内も同時に撮れるサブカメラを搭載する
TP-LINKの6本のアンテナを内蔵したルーター「Archer C3200」。ネットギアの「Nighthawk X6 R8000」などと同様、3R3T×2構成で、1,300Mbps×2の通信が可能
WANは1ポート、LANは4ポートと一般的だ。ただNighthawkなどと比較するとかなりコンパクトである
Galaxyのブースでのビデオカードのオーバークロック。電源ボードで本体の電源を乗っ取っている……
弊誌でお馴染みのオーバークロッカーChi-kui Lam氏(左)と、ASRockのエンジニア兼オーバークロッカーNick Shih氏(中央)
銀色に塗装されたX99マザーボードでオーバークロックをしていた。ちなみにこの塗装は防水で車用となっている
オーバークロックにはお米も使われる。水分を吸収してパーツを保護するそう。この後スタッフが美味しく頂いたかどうかは不明

(劉 尭)