トピック
GeForce RTX 5080×Ryzen 7 9850X3Dの衝撃!4Kパストレーシングもねじ伏せる究極のゲーミングPC
~Cooler Masterのパーツで構成されたパソコンショップ SEVEN「ZEFT R67DF」
- 提供:
- 株式会社アユート
2026年4月17日 06:30
BTO PCを専門とする「パソコンショップ SEVEN」がCooler Masterの最新パーツを組み込んだ最新モデル「ZEFT R67DF」を発売した。見た目、性能、冷却力がハイレベルにまとまった1台だ。
このZEFT R67DFが生まれた経緯をSEVENとCooler Masterの担当者にうかがった。そこには人気や売れ筋だけにとらわれない、自作PC好きも思わずうなってしまうこだわりが凝縮されていた。細部までパーツ構成を突き詰めたい人ほど必見である。
30種類以上のPCケースから選べる上に短納期を実現できる秘訣とは?
パソコンショップ SEVENは、PCケースの選択肢が20~30種類あることで知られるBTO PC専門のショップだ。それに加えて、CPUやメモリ、ストレージ類はもちろん、マザーボードやCPUクーラー、ライティングまで細部までカスタマイズにこだわりながら、基本1~4営業日という短納期も実現している。 “見た目もスペックも徹底してこだわったPCをすぐに入手できる”のが最大の強みだ。
そんなパソコンショップ SEVENや新製品のZEFT R67DFについて、運営会社であるセブンアールジャパンの代表取締役 西川龍氏と同バイヤー 中嶋孝昌氏に話をうかがった。
パソコンショップ SEVENが、BTO PCショップでも特に幅広いパーツ選択肢を実現しているのは、西川氏が「システムエンジニア出身で創業前は公私でPCを自作していたということもあり詳しく、多種多様なパーツを柔軟に検討できるのが大きい」という。さらに、「システム構築やWebページの制作を社内で行なっているため、新しいことも柔軟に実行できる体制が整っている」とのことだ。
今回取り上げるゲーミングPCの「ZEFT R67DF」だけ見ても、カスタマイズ可能なパーツとしてPCケースは30種類以上、マザーボード、ビデオカード、CPUクーラー、電源ユニットは10種類ほどと非常に幅広い。CPUも10種類以上から選ぶことが可能だ。
ここまで膨大になると検証も大変に思えるが、マザーボードであれば内部USBの数、電源であればケーブルの分岐やコネクタの数など、社内である程度の基準があるという。ユニークなのは、PCケースが決め打ちとなっているBTO PCショップもある中、数多くあるPCケースの端子類をしっかり生かせるかがマザーボード選びのポイントになっているなど、“PCケースありき”となっていること。
中嶋氏によると、「皆に好まれそうなトレンドや人気のある商品、多くはないけど好きな人は好きというこだわりの強い商品、また私達が格好良いと思って決めることがあります。会社としても比較的新しいもの好きなので、ピラーレスケースも早い段階で始めていると思いますし、最近はケースに液晶パネルを搭載したモデルなども発売しました。見た目や機能を含め、おもしろいPCがあるショップ」という。
その姿勢は人気モデルの傾向に現れている。BTO PCではコストパフォーマンスの高いモデルに人気が集まりがちだが、同社では高価なハイエンドPCもランキングの上位に入ってくる。購入PCの平均単価は40~50万円になっているというから驚きだ。
ハイエンドPCの購入目的としては、配信や動画編集といったゲーム+αの用途の方が多く、メモリの容量が大きく、カスタマイズでキャプチャカードも選ばれているという。ケーブル含めできる限り光らせる、すべてのファンを高額な静音ファンにする、液晶パネルを搭載、ブランドを統一する、といったことが可能な点もハイエンド志向のユーザーに好評とのことだ。
ここまでのカスタマイズを可能にしながら、短納期を実現できている点について中嶋氏は「組立を行なうスタッフが4名いますが、最も在籍が長い者で16年、4人の平均勤続年数が約11年になります。さまざまな部品を扱ってきた熟練のスタッフがおりますので、どのようなご注文であっても効率よく組立できます」という。
一番の若手でも1万台以上の組み立て経験になっており、新しいパーツが入ってきても迷わずに対応できる、 注文を受けて30分から1時間で作業開始できるシステムが組まれているのも、短納期を達成できる点として大きいとのこと。
担当者がほれたCooler Masterの最新PCケースはあの名機の魂を受け継ぐ
「ZEFT R67DF」では、Cooler MasterのPCケース「MasterFrame 600」や簡易水冷クーラー「MasterLiquid Core II Series」が採用されている。その経緯について、Cooler MasterのJeff Chen氏を交えて話をうかがった。
中嶋氏はMasterFrame 600について、「あまりないことなんですが、量産前の試作品の段階から見させてもらっており、そのときから一目ぼれでした。最近では珍しいアルミを使用した外観で、つや消しの質感がよいです。高級なケースになりますが、この大きさを好まれるハイエンド志向の方は多く、満足いただけると思っています」とのこと。
そのMasterFrame 600はChen氏によると、Cooler Masterのアルミ製ハンドルを備えた独特の形状で人気のあったPCケース「COSMOS」の技術を取り入れているという。COSMOSはインパクトのあったPCケースだけに古くからの自作ユーザーには懐かしさを感じる人もいるのではないだろうか。
MasterFrame 600では、Freeform 2.0というモジュラー設計コンセプトを採用しており、マザーボード、電源ユニット、簡易水冷クーラー、冷却ファンなど各パーツを柔軟に配置できるのが大きな特徴になっている。ゲーマーだけではなく、クリエイターの利用も意識して、しっかりした風量を確保しながら、非常に静かなファンを採用しているとのこと。
コストや耐久性の面からスチール製のPCケースが主流になる中、アルミ製にこだわり、軽さと剛性のバランスを社内で何度も検討したという。このほか、天面またはフロントに装着できる木目調の交換パネル(別売り)を用意しており、部屋の雰囲気や好みに合わせて見た目を変えられるのもおもしろいところだ。
ちなみに、COSMOSシリーズも国内では2019年以来の新作「COSMOS ALPHA」が登場しており、パソコンショップ SEVENではそれを採用したモデル(ZEFT G62CP)も販売中だ。
簡易水冷クーラーの「MasterLiquid Core II Series」についてChen氏は、「Cooler Masterの簡易水冷クーラーはポンプ、ラジエータともに外注ではなく独自開発しようということで始まった」という。OEMのポンプを採用するメーカーも多い中、これは大きなチャレンジといえる。MasterLiquid Core II Seriesでは新たに開発された静音性の高い改良型G9Rデュアルチャンバーポンプを採用している。ラジエータのサイズは360mmと240mmの2種類、カラーリングはブラックとホワイトが存在しているが、いずれもZEFT R67DFでは選択可能となっている。
また、中嶋氏はCooler Masterの簡易水冷クーラーを扱う上でパソコンショップ SEVEN側としては「どのマザーボードのアプリでもライティング制御ができる親和性の高さが大きい」という。マザーボード、簡易水冷クーラー、ビデオカードのメーカーがそれぞれ異なる場合、各メーカーの専用アプリでしかライティング制御ができず色の統一が難しかったり面倒、というのは自作PCではよくある話。その点、Cooler Masterは初期のモデルからマザーボードを選ばずライティング制御ができるユーザーフレンドリーな作りだったという。
パソコンショップ SEVENの今後の展開としては、「コラボ品や限定品のパーツをBTOパソコンとして販売したい」という。人気キャラクターやゲームのコラボ品は毎回人気があり、Cooler MasterからもそういったPCケースの登場を期待しているとのこと。次の展開に注目したい。
Ryzen 7 9850X3DとRTX 5080を組み合わせた「ZEFT R67DF」の実力チェック
パソコンショップ SEVENとCooler Masterのこだわりが融合した「ZEFT R67DF」だが、ここからはその性能を実際にチェックしていこう。
今回試用したのは、基本構成からCPUクーラーを360mmクラスの「Cooler Master MasterLiquid 360 Core II」に変更し、ARGBケーブルカバーを追加したもの。冷却力と見栄えの両方を強化している。構成は以下の通りだ。
| ZEFT R67DF | |
|---|---|
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | Ryzen 7 9850X3D(8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | Cooler Master MasterLiquid 360 Core II(360mmクラス、簡易水冷) |
| マザーボード | ASUS TUF Gaming B850-PLUS WIFI(AMD B850) |
| メモリ | Crucial DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
| グラフィックス | GeForce RTX 5080 16GB |
| SSD | Sandisk WD_Black SN7100 NVMe WDS200T4X0E(M.2 PCIe 4.0 SSD 2TB) |
| ケース | Cooler Master MasterFrame 600 Black(Extended ATX) |
| 電源 | Silverstone DA850R ブラック 850W(80PLUS Gold) |
| その他 | ARGBケーブルカバー ブラック |
まず、パソコンショップ SEVENのスタンスとして感心したのは、大型のビデオカードについては本体から取り外し、別途梱包して発送されることがある点だ(※構成やPCケースの仕様に応じて対応は異なる)。取り付け手順の説明書が付属し、ユーザーが自分の手でPCケースに組み込む。手間にはなるが、近年はビデオカードが大型化し、重量も増しているため、輸送によってマザーボードのスロットが破損するといった事故を防げるのはよいことだ。本体を段ボールから安心して取り出せるのもメリットといえる。
PCケースのMasterFrame 600は、Extended ATXサイズのマザーボードに対応するだけあって、531×261×544mm(突起物を含む)とかなり大型だ。それだけにハイエンド構成でも内部にはかなりゆとりがあり、メッシュ構造と相まって高い冷却力を確保している。左サイドパネルは透明度の高いガラスで内部の様子をしっかり見えるのもポイント。今回の構成では、ビデオカードの補助電源とメインパワー電源ケーブルにARGB内蔵のカバーを追加、CPUクーラーのCooler Master MasterLiquid 360 Core IIの水冷ヘッドとファンにもARGBが内蔵されているため、かなりハデな演出も楽しめる。
ゲーミングPCとしてのスペックも充実している。CPUにはゲームのフレームレートを底上げする効果の高い第2世代3D V-Cacheによって大人気となっているAMDのRyzen 7 9800X3Dの動作クロックをさらに向上させた「Ryzen 7 9850X3D」を採用。8コア16スレッドで最大5.6GHzで動作する。対応メモリはDDR5-5600で、試用機にはそれが32GB(16GB×2)搭載されていた。
ゲーミングPCでもっとも重要なGPUはNVIDIAの「GeForce RTX 5080」を搭載。最新世代の上位GPUで、1,801TOPSのAI性能、CUDAコア10,752基、ビデオメモリGDDR7 16GBと高スペックを誇る。フレーム間に最大5フレームをAIによって作り出すマルチフレーム生成(Multi Frame Generation)やモニターのリフレッシュレートに合わせて動的にフレーム生成を変更するダイナミックマルチフレーム生成(Dynamic Multi Frame Generation)を実現する「DLSS 4.5」をサポート。高いAI性能によってローカルでのAI処理に幅広く使えるのも強みだ。
高い冷却力も確保されている、簡易水冷クーラーには360mmクラスと大型のMasterLiquid 360 Core IIを採用、前面には140mmファンが3基、背面には120mmファンが1基備わっており、前面から吸気して天面と背面から排気する強力なエアフローを形成している。
重量級ゲームを4K&最高画質で快適にプレイできる圧倒的高性能
ここからはベンチマークテストに移ろう。まずは、CGレンダリングでCPUパワーを測定する「Cinebench 2026」とPCの基本性能を測定する「PCMark 10」から。
Cinebench 2026のMulti Threads、Single ThreadのスコアともRyzen 7 9850X3D+DDR5-5600として順当といえる結果だ。PCMark 10のスコアも総じて高く、GPU性能が高いこともあり、特に動画、画像処理のDigital Content Creationのスコアが特に優秀でクリエイティブワークも十分こなせるパワーがあるといってよい。
また、ローカルLLM性能のテストとして「Procyon AI Text Generation Benchmark」を実行してみよう。パラメータ数が異なる複数のモデルを実行し、生成速度からスコアを算出するテストだ。
これはGPUで実行テスト。さすがGeForce RTX 5080といえる高スコアでパラメータ数の多いLlama-2-13b-chat-hfでも88.08token/sという高い速度を出した。この試用機なら、かなりハイレベルなローカルLLM環境を整えることが可能だ。AI用途にも十分対応できる。
続いて、実ゲームに移ろう。ハイエンド構成なので重量級ゲームとしてを3本用意した。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類で測定している。テストしたゲームと条件は以下の通りだ。
バイオハザード レクイエムやサイバーパンク2077はパストレーシングを使った描画負荷の非常に高い設定だが、マルチフレーム生成の威力もあって4Kでも平均150fps以上を記録。高リフレッシュレートのゲーミングモニターと組み合わせてなめらかな描画でプレイが可能だ。
高負荷のゲームプレイ中でも静かで冷える
冷却力と動作音も確かめておこう。今回は、Cinebench 2026とサイバーパンク2077を10分間動作させたときのCPUとGPUの温度推移を「HWiNFO Pro」で測定している。CPUが「CPU (Tctl/Tdie)」、GPUが「GPU Temperature」の値だ。合わせて、動作音を正面、天板、背面のそれぞれ10cmの位置に騒音計を置いて測定している。
Cinebench 2026はCPUの全コアに負荷がかかり、GPUは使わないテストだ。そのためGPU温度はまったく上がっていない。CPU温度は平均76.6℃と高クロックでフル稼働しても十分低いといえる温度だ。動作音については、簡易水冷クーラーのファンの回転数が上がるため、やや大きくなる。
その一方で、CPUとGPUの両方に負荷がかかるサイバーパンク2077はCPUが平均60.3℃、GPUが平均61.8℃とどちらもしっかり冷えている。
GPUはほぼ負荷が100%ながら、GeForce RTX 5080で最大でも65℃以下というのは強烈に低い。それでいて動作音はファンの音があまり気にならないレベルまで小さいとエアフローは優秀だ。
性能、見た目、冷却性のどれもが満足度の高い1台
パソコンショップ SEVENの「ZEFT R67DF」は、高い拡張性とメンテナンス性を持ちながら、フラットなデザインでスマートな雰囲気を持つCooler MasterのPCケースMasterFrame 600を中心に、4Kゲーミングも余裕でこなす高スペック、見栄えするライティング、長時間のゲームプレイも安心の静かで冷えるエアフローと、非常に完成度の高い1台だ。カスタマイズの幅も広く、こだわりの1台を手に入れたいなら、ぜひともチェックしてみてほしい。















































