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「VRAM 8GBはもう限界か?」バイオ最新作『レクイエム』で露呈したメモリ不足の壁。快適プレイの境界線を新旧GeForceで探る
2026年2月26日 00:00
2026年2月27日、バイオハザードシリーズの最新作「バイオハザード レクイエム」が発売される。第9作目に相当し、バイオハザード ヴィレッジ以来5年ぶりの新作ということで大きな注目が集まっている。
バイオハザード レクイエムは、すべての光源の経路(パス)を再現するパストレーシングに対応、NVIDIAの描画負荷軽減&マルチフレーム生成のDLSS 4をサポートなど最新技術が詰め込まれているのもポイントだ。
今回はPC版をプレイする機会を得たので、GeForce RTX 50シリーズを中心に10種類の新旧GPUを用意し、フルHD/WQHD/4Kの解像度でフレームレートを確認した。
バイオハザード レクイエムを新旧GPUで比較
バイオハザード レクイエムの必要動作環境は、CPUがCore i5-8500/Ryzen 5 3500、メモリが16GB、GPUがGeForce GTX 1660(6GB)/Radeon RX 5500 XT(8GB)、推奨動作環境はCPUがCore i7-8700/Ryzen 5 5500、メモリが16GB、GPUがGeForce RTX 2060 Super(8GB)/Radeon RX 6600(8GB)となっている。
このゲームにはベンチマークモードが用意されていないため、今回は療養所の一定コースを60秒移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で測定した。RTX 50シリーズはDLSS 4に対応しているためマルチフレーム生成x4に設定、RTX 40シリーズはDLSS 3のフレーム生成を利用、RTX 30シリーズはDLSSのフレーム生成はサポートしていないのでFSRのフレーム生成を利用した。バイオハザード レクイエムは、アップスケーラーをDLSS、フレーム生成をFSRなど、それぞれを別技術に設定可能だ。
画質設定についてはフレームレートは無制限となる「可変」、モーションブラーは「オン」、レイトレーシングは「高」、ストランドヘアーは「オン」、描画品質は「最高」、光と影の品質は「最高」としている。ほぼ最高画質といえる設定だが、唯一レイトレーシングをパストレーシングにしていないのは、ミドルレンジのGPUには負荷が大き過ぎてフレームレートを測定するのが困難になると判断したためだ。
以下、4K/WQHD/フルHDでのベンチマーク結果となる。よくいわれているように、アクションゲームを遊ぶ場合、フレームレートは60fps以上あったほうが、表示がなめらかで快適だ。そこを基準にして各GPUの結果をみてほしい。
フルHD(1,920×1,080ドット)
今回のビデオカードでビデオメモリ(VRAM)が8GBなのはRTX 5060/5050/4060の3種類だが、結果を見て分かるようにほかと比べるとガクンとフレームレートが低い結果が出ている。 基本性能の差もあるが、今回の画質設定ではビデオメモリが足りていない。RTX 5080でベンチマーク中の平均ビデオメモリ消費量を確認したが、4Kで12.99GB、WQHDで12.08GB、フルHDで11.61GBに達している。
特にガラスがある部屋など自分自身や周囲が映り込むレイトレーシングが思いっきり効くようなシーンでは、処理性能もビデオメモリも求められるようでフレームレートが20~30fps下がることがあった。このときのビデオメモリ消費量はフルHDで13GBを超えており、ビデオメモリ8GBのビデオカードでは荷が重い。それはRTX 5060/5050/4060の最小フレームレートが低めなことからも明らかだ。
レイトレーシングの美しさを堪能しながら快適にプレイしたい場合は、ビデオメモリが12GB以上のビデオカードを選びたいところ。 実際に2世代前でDLSSのフレーム生成を利用できないRTX 3060だが、ビデオメモリを12GB搭載しているのでWQHDまでなら十分快適にプレイできるだけのフレームレートを出している。RTX 4060 Tiなら4K解像度でも最小が60fps以上だ。
なお、レイトレーシングをオフにすればRTX 5050でもそのほかと同じ画質設定、フルHD解像度で安定して100fps以上出るようになる。
とここまでがバイオハザード レクイエムのベンチマーク結果だ。臨場感を大きくアップさせるレイトレーシングには大容量のビデオメモリが必要というのが分かる。それだけにオフにすれば描画負荷は大きく下がるので、 フルHD解像度なら8GBのビデオカードでも十分プレイ可能だ。どこまで描画表現にこだわるかがポイントになるだろう。
検証環境
テストに使うビデオカードとしてGeForce RTX 50シリーズを中心に10種類のGPUを用意した。型番は以下の通りだ。
- NVIDIA GeForce RTX 5080 Founders Edition
- Gainward GeForce RTX 5070 Ti Phoenix GS
- NVIDIA GeForce RTX 5070 Founders Edition
- Gainward GeForce RTX 5060 Ti Python III
- MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC
- MSI GeForce RTX 5050 8G VENTUS 2X OC
- NVIDIA GeForce RTX 4070 Founders Edition
- ASUS ROG Strix GeForce RTX 4060 Ti OC Edition 16GB GDDR6
- MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC
- ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC
検証環境は以下の通りだ。ドライバは「Game Ready 591.86」を使用している。
- CPU
Ryzen 7 9800X3D(8コア16スレッド) - マザーボード
ASUS ROG CROSSHAIR X870E HERO(AMD X870E) - メモリ
G.SKILL TRIDENT Z5 neo RGB F5-6000J2836G16GX2-TZ5NRW(PC5-48000 DDR5 SDRAM 16GB×2) - システムSSD
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