2024年11月28日 10:00
株式会社OZ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:山田 猛、以下 当社)は、保険薬局の運営サポートを目的とした新しいサービスをリリースしました。
このサービスは、同一法人内の人財を活用し他店舗からの処方箋入力を実現します。または医療事務員を集中させ入力センター化を実現します。医療事務員の有効活用や対人業務の充実を図るため、医療スタッフが本来の医療業務に集中できる環境を提供するとともに、求められる「地域住民を支える保険薬局」を目指し、労働人口の減少や、また地方や離島の事務員採用難といった社会の課題を解決してまいります。
■開発の背景
当社では先駆けて2024年7月30日に処方箋入力代行サービス「ふぁーもっと」の販売を開始しており、医療事務の専門スキルを持つスペシャリスト(当社オペレーター)による処方箋を入力する代行サービスを提供しています。
この度、チェーン薬局内で完結したいとの要望が多く寄せられ、処方箋送信側店舗と、処方箋入力代行する側の両プロセスを同一法人内で実現するサービス「Pas-IS」をリリースします。これにより同一チェーン薬局内のリソースを効率的に活用し、事務作業における負担を軽減し、より質の高い薬局運営が実現可能になります。当サービスによって、医療機関の労働人口の減少や事務員の採用難といった社会の課題に対応し、医療現場の効率化と品質向上を図ります。
■サービス内容
店舗から処方箋を送る仕組みと、代行入力をする他店舗(または入力センター)が処方箋を受け取る仕組み、及びこれらに付随する各種サービスです。
処方箋を受信する代行入力側は、複数の店舗から受信することを想定しており、処方箋の絞り込みや優先順を指定することができます。(※特許取得済み)
レセコンを介さないため、全てのレセコンメーカーでお使いいただけます。
また、処方箋入力代行の効率化を進めるための各種データ集計や、CSVダウンロードが可能です。これにより同一チェーン薬局内のリソースを最大化できます。
■導入効果(メリット)
1. 業務の平準化とリソース最適化
同一法人内で人財を効率的に配置し、業務の平準化を実現します。
2. 突発的な業務ニーズへの柔軟対応
突然の人手不足や業務量の変動にも、遠隔操作で迅速に対応が可能です。
3. 患者対応への強化
業務負担軽減で店舗スタッフが今以上に患者対応に注力できるようになります。
4. 持続可能な地域医療の実現
人手不足に悩む地方や離島の薬局も、安定した運営が可能になります。
5. 経営改善
入力業務の集約により、事務員の稼働効率を向上させ経営改善につながります。
■利用イメージ
・処方箋送信店舗は、処方箋受付時に写真撮影をするだけでスムーズな運用が可能です。
・入力代行側店舗(または入力センター)では、送信された処方箋画像の確認ができます。
■運用イメージ
【処方箋送信店舗の操作方法】
処方箋送信店舗(iPhoneの例)
処方箋送信店舗(スキャナーの例)
【入力代行側店舗(または入力センター)の処方箋画像受信画面】
【安全性とセキュリティ】
送信された処方箋画像も一定期間で削除し、安心・安全なサービス提供を最優先とし、適切なセキュリティ対策と法規制の遵守を徹底しています。現行の医療システムに変更を加えずにサービスを導入できるためスムーズな移行が可能です。
■株式会社OZについて
ゼロから無限の「夢の実現」を目指し、2024年4月11日に設立。保険薬局向けのソフトウェア開発を通じて、お客様と私たちの夢の実現に向かって、新たな価値を創造し続けます。