「NTT XR Collaboration」が裸眼立体視可能なソニーの「空間再現ディスプレイ」に対応

ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、3DCAD※1やBIM※2で作られた3Dモデルを手軽にXR※3会議空間に投影し、複数人で同じモデルを相互操作できるサービスである「NTT XR Collaboration※4」に、ソニーの「空間再現ディスプレイ（Spatial Reality Display）※5」(以下 「空間再現ディスプレイ」)を新たな対応デバイスとして追加します（2025年3月末リリース予定）。「空間再現ディスプレイ」が対応デバイスに加わることで、3Dグラスなどを利用せずに高精細なXR空間上で3Dモデルの編集作業が可能になります。
また、リリースに先行し、2024年10月10日(木)、11日(金)に開催される「docomo business Forum’24」の「NTT XR Collaboration」のブースにて、「空間再現ディスプレイ」と、「NTT XR Collaboration」のプロトタイプを展示します。

1．背景
3Dモデルデータを手軽にXR会議空間に投影し複数人で相互操作できる「NTT XR Collaboration」では、現在、Powerwallシステム※6、ヘッドマウントディスプレイ(以下 HMD)※7、Webブラウザなどマルチデバイスで高精細なXR映像の閲覧が可能です。さまざまなご利用シーンに応じてお客さま側で最適な利用デバイスを選べるよう、幅広く対応デバイスを用意しています。
しかし、Webブラウザでの利用だと3Dモデルの編集ができず、HMDなどを利用している人と共同での編集作業ができないという課題がありました。
今回、新たに対応端末ラインナップに「空間再現ディスプレイ」が加わることで、裸眼のままでの高精細なXR空間での立体視や作業が可能になります。

2．概要
「NTT XR Collaboration」と実在感のある立体映像（3DCG）を裸眼で見られるディスプレイである「空間再現ディスプレイ」を組み合わせることで、XR映像を体験するだけでなく、HMD等でXR空間にリモート接続しているユーザーと視点を共有しリアルタイムでのコラボレーションが可能です。複数人でのデザインレビュー等をより効率的に行うことで、制作コストの削減やリードタイムの短縮につながります。また、10種類以上の３Dデータフォーマットを事前変換不要でXR空間に投影できる「NTT XR Collaboration」によってより多くのコンテンツを「空間再現ディスプレイ」で体験可能となり、これまで以上に多くのシーンでご利用いただけます。

＜「NTT XR Collaboration」での「空間再現ディスプレイ」対応イメージ図＞

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docomo business Forum’24

3．今後の展開
NTT Comは、「NTT XR Collaboration」の対応デバイスに「空間再現ディスプレイ」を2025年3月末に追加予定です。より多くのシーンで「NTT XR Collaboration」を利用いただけるよう、この他にも新型HMDの対応デバイスへの追加や新たな機能の開発等により、より魅力的なサービスをめざします。

4．docomo business Forum’24 出展情報
2024年10月10日(木)～11日(金)に開催する「docomo business Forum’24」にて、「空間再現ディスプレイ」と、「NTT XR Collaboration」のプロトタイプを先行展示予定です。公式Webサイトの展示情報よりご確認ください。
公式Webサイト：https://www.ntt.com/business/go-event.html?ir=nr
■展示名：XRで実現する革新的な業務DX
■展示番号：IV-18

＊会場：ザ・プリンス パークタワー東京 B2フロア
https://www.ntt.com/business/go-event/access.html
＊日時：2024年10月10日(木)～11日(金) 9:30～17:30
＊参加方法：公式Webサイトより事前に来場お申し込みをお願いします
＊参加費用：無料

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docomo business Forum’24

NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。

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docomo business Forum’24

※1：3DCADとは、3D Computer Aided Designの略称で、立体データ(3Dデータ)による設計支援ソフトウェアのことです。
※2：BIMとは、Building Information Modelingの略称で、コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデルを再現する仕組みです。
※3：XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称です。
※4：「NTT XR Collaboration」とは、3DCADやBIMで作られた3Dモデルを手軽にXR会議空間に投影し、複数人で同じモデルを相互操作できるサービスです。
※5：「空間再現ディスプレイ」とは、ソニーが開発した実在感のある立体映像（3DCG）を裸眼で見られるディスプレイです。ディスプレイの中には別世界が広がり、顔を動かすと目の前に実在するかのようにさまざまな角度から視聴できる、そんな新しい空間映像体験が可能になる製品です。
※6：Powerwallシステムとは、3DCADやBIMデータを3Dプロジェクターやトラッキングカメラを使用して壁やスクリーンに投影し、3Dグラスを通して没入感のあるXR映像を見ることができるシステムの総称です。また、コントローラーを使用してXR会議空間内に視覚化した3Dモデルを操作・編集しながら、複数人でレビューをすることができます。
※7：ヘッドマウントディスプレイとは、ユーザーが頭に装着することでユーザーの視界に直接映像を表示し、リアルで没入感あふれるXR体験を可能とする専用ディスプレイ装置です。

【関連リンク】
「NTT XR Collaboration」オフィシャルwebサイト
https://www.ntt.com/business/services/xrcollaboration.html
「空間再現ディスプレイ」オフィシャルwebサイト
https://www.sony.jp/spatial-reality-display/

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プレスリリース提供元：＠Press