2024年9月20日 09:00
株式会社教育と探求社は、2024年9月30日(月)、10月2日(水)、10月7日(月)の3日間にわたり、次世代の教育現場で生徒の「問いの力」を育むためのオンラインセミナーを開催します。
このセミナーでは、全国で実践されている問いの探究学習プログラム『Question X(クエスチョン・エックス)』を通じて、生徒たちの知的好奇心をどのように引き出し、学びに繋げていくのかを具体的に掘り下げます。講師には、現場での実績豊富な3名の先生方に加え、21世紀型教育機構の石川 一郎理事をお招きしています。
お申し込みはこちらから: https://info.eduq.jp/form/QX-online
■『Question X(クエスチョン・エックス)』とは?
『Question X』は、「問い」をテーマにした探究学習プログラムです。生徒たちは、カードゲームを使って、問いを作り、問いをもって世界をみる楽しさを知っていきます。2023年に開発され、当初は80校、2024年の今では2倍の185校が導入し、現在約2万5,000人の生徒が体験しています。
■セミナーの見どころ
1. 最新の実践事例
「問い」をテーマとした探究学習プログラム『Question X』を導入している学校の先生方が、生徒たちの問いをどのように引き出し、それを深い学びに繋げたのか、実際の授業での体験談を交えて詳しく解説します。各校が抱える教育課題にどのようにアプローチしたのか、実践的な知見を共有します。
2. 生徒の変容
プログラム導入前と導入後で見られた、生徒の知的好奇心や探究心の変化について、具体的なエピソードを交え紹介します。生徒たちが自ら問いを立て、学びに向き合う姿勢がどのように変化したのか、その成長プロセスを詳しく共有し、教育者の参考になる実践的な事例を共有します。
3. 「問いの力」を重視する教育関係者必見の内容
このセミナーは、教育現場で「問いの力」を育むことに取り組む全ての教育関係者に向けて設計されています。全国の最新実践事例を通して、生徒の問いをどのように引き出し、育てていくのかを学び、授業に活かせるヒントや手法を得ることができます。
■セミナー内容
1. 石川 一郎理事が語る「問いの力を育む教育の最前線」
セミナー冒頭では、8月30日に実施した石川先生へのインタビュー動画を放映します。石川先生は、現代教育における「問いの力」の重要性について語り、生徒たちが自ら考え、問いを立てる力をいかに育てるかを示します。
2. 『Question X』プログラムの紹介
全国で展開されている「問いづくりワークショップ」で使用されているカードゲームを含む、『Question X』プログラムの具体的な内容や授業の進め方を詳しく紹介します。教育者としてのスキルアップに役立つノウハウを学べる貴重な機会です。
3. 実践事例と生徒の変容
導入校の先生方が、プログラムの導入背景や実際の授業での具体的な実践事例を紹介します。さらに、プログラム導入前後で見られた生徒の変化についても詳しく語り、プログラムの効果を実感できる内容となっています。
■日時とゲストスピーカー
・9月30日(月)20:00~21:00
昭和学院秀英中学校・高等学校/秋葉 亜紀先生
・10月2日(水)20:00~21:00
宇和島市立吉田中学校/梶谷 奈美先生
・10月7日(月)20:00~21:00
専修大学北上高等学校/石川 一郎理事、安藤 拓也先生
各回、異なるゲストスピーカーが登壇し、それぞれの学校での具体的な実践事例を共有します。また、いずれかの日程にご予約いただいた方には、全日程分のアーカイブ動画を後日プレゼントしますので、見逃した内容も確認することができます。
■石川 一郎理事インタビューより
オンラインセミナーの開催にあたり実施したインタビューにおいて、専修大学北上高等学校の石川 一郎理事は「問いをつくる力」の重要性について以下のように語られています。
「現代の教育において、生徒が問いを持つ力、つまり知的好奇心が重要です。しかし、授業の進行や定期テストの影響で、先生方は生徒の問いに十分対応できず、生徒は『余計なことを言わない方がいい』と考えがちです。その結果、問いを持つ力が低下している現状に危機感を抱いています。問いを引き出すためには、先生が生徒の疑問に共感し、問いを深める姿勢が重要です。思考停止状態をひっくり返すQuestion Xなどの教材を使うことで、知的好奇心を刺激し、問いの面白さに気づかせることができると考えています」
本オンラインセミナーでは問いの力を育むのに有効な手段、その実践状況などについてご説明いたします。
■参加申込方法
参加費 : 無料
お申し込みはこちらから: https://info.eduq.jp/form/QX-online