2024年5月21日 10:00
世界大手の光学選別機メーカーであるトムラソーティング株式会社フード事業部(本社:東京都港区、代表取締役社長:河口 昌伸、以下 トムラ・フード)は、2024年6月4日(火)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「2024年国際食品工業展」に出展します。 https://www.foomajapan.jp/
<展示内容>
トムラ・フードは、日本市場向けに開発したベルト式光学選別機TOMRA 5B 800 COMPACTを初めて出展します。
◆TOMRA 5B 800 COMPACT:日本市場向けに開発した最新式ベルト式選別機
TOMRA 5B 800 COMPACTは、従来からあるTOMRA 5Bの光学式選別機能はそのままに、マシンの機長を4メートルから2.5メートルに短くしたもので、選別工場内の限られた面積に設置しやすいよう、開発されました。食品の加工工程に必要な皮剥き機をはじめとした様々な機械と共に、生産効率を最大化するための工程において、従来の機種に比べてコンパクトなTOMRA 5B 800 COMPACTは設置レイアウトの自由度が増します。国内の食品工場は、諸外国の食品工場より比較的設置面積の制限があるため、コンパクトな選別機を求める声が多く、日本市場の特性に合致した製品をご提案いたします。
TOMRA 5B 800 COMPACTは、最先端の衛生機能を備え、葉物野菜やフライドポテトなどの色彩を高解像度で認知し、高い収量を確保します。使い勝手の良いユーザーインターフェースを備え、お客様のニーズに応じたプログラミングとデータフィードバックで廃棄ロス削減と更なる生産性向上を図ります。新しく開発されたソフトウエアSort to Specsは、歩留まりを最適化しながら、お客様の選別基準に従って、自動で選別を実施する新機能です。
◆TOMRA 5C 800 AI機能付き自由落下式選別機(パネル&ビデオ展示)
TOMRA 5Cは、冷凍野菜や冷凍果実及びナッツ向けの光学選別機で、センサーによる異物除去のみならず、これまでに当社に蓄積されてきたビッグデータ分析をもとにマシンベースのAI機能を使用することで、従来難しかった選別基準の設定が容易になり、よりユーザーフレンドリーな仕様になりました。
また、目視では判別しづらいカビやアレルゲンの除去も可能にしています。歩留まりの向上や高い生産性を実現している導入企業の事例をご紹介します。
◆世界シェアNo.1スチームピーラー技術:歩留まり最大化(パネル&ビデオ展示)
トムラのスティームピーラーは世界のポテト市場において、年間で約150万トン以上のポテト製品を処理しています。世界シェアNo.1のピーリング精度と最低1%以上の歩留まり率改善をお約束出来る驚異のスティーム制御を実現します。時間あたり処理:1,000kg~65,000kgのラインにおいて、TOMRAピーラーは1%以上の歩留まり率改善と省エネを達成し、収量を最大化します。
食品の生産ラインは、惣菜工場や生鮮加工、ナッツ&ドライフルーツ、じゃがいも、フライドポテトなどの様々な分野があり、生産ライン工程の中で異物混入を防ぎ、製品を高品質に保ちながら、省人化及び生産効率化を目指しています。トムラ・フードは、ソリューションプロバイダーとして様々な食品工場のプロセスにおける、選別機の有効な活用方法についてご提案します。
なお、6月6日(木)には、生鮮、冷凍野菜およびじゃがいも加工工場内での選別など、光学選別機の導入により、一貫して製品の品質向上と省人化、生産性向上を図るソリューションを、アジア地域の営業を統括する、スティーブン・バン・ギールがセミナーでご紹介します。
<セミナー>
タイトル :農業用選果システム~食品加工選別までの生産効率と異物混入対策~
会場 :東1ホール入口セミナー会場
日時 :2024年6月6日(木)11:35~12:20
プレゼンター:*スティーブン・バン・ギール
トムラソーティング株式会社 アジア地域営業取締役
*磯江 尚美
トムラソーティング株式会社 エリアセールスマネージャー
<出展概要>
国際食品工業展(FOOMA)
期間 :2024年6月4日(火)~7日(金)10:00~17:00
会場 :東京ビッグサイト 東4ホール
ブース:4C-21
参加料:無料(要登録)
トムラソーティング FOOMAブースイメージ
■トムラソーティング株式会社について
トムラソーティング株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:河口 昌伸)は、光学式選別装置で世界シェア75%を誇るトムラシステムズASA(本社:ノルウェー・アスケル)の日本法人です。
限られた資源のなかでの循環経済の実現にむけ、リサイクルおよび食品業界において、光学選別ソリューションを提供しています。
ウェブサイト: https://www.tomra.com/ja-jp
■フード事業部(トムラ・フード)について
フード事業部は、世界の食糧生産に変革をもたらすべく、あらゆる資源を大切にしながら、最高基準の食品の安全性を確保し、食品ロスの最小化を図るため、センサー式選別機と収穫後の統合ソリューションを設計、製造しています。これまで、菓子、果物、ドライフルーツ、穀物・種子、じゃがいも、プロテイン、ナッツ、野菜などを扱う、世界中の食品生産者、包装業者、加工業者に12,800台以上のユニットを提供しています。我々のソリューションは、農作物の高精度な等級付け、選別、皮むき、分析技術が含まれ、お客様の収益性、生産性向上に寄与し、安全な食品供給に貢献します。フード事業部は、米国、欧州、南米、アジア、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドに地域統括オフィスや製造拠点を有しています。
トムラ・フードは1972年に使用済み飲料容器を自動回収する飲料容器自動回収機(RVM)の設計、製造、販売から事業を開始したTOMRAグループの一部門です。グループは、Food以外にもTOMRAリサイクリング、TOMRAマイニング(鉱物)、TOMRAコレクションで構成され、地球上の限りある資源の入手、利用、再利用の方法を変革し、廃棄物のない世界を実現する資源革命を牽引しています。
トムラは、世界80以上の市場で約10万台の設置実績を持ち、2021年の総収益は約109億ノルウェークローネにのぼります。グループ全体で約4,600人の従業員を擁し、オスロ証券取引所に上場しています。本社はノルウェーのアスケルにあります。
ウェブサイト: https://www.tomra.com/ja-jp/