2024年3月14日 10:00
バーチャル・テスト・ドライビング技術のグローバルリーダーであるIPG Automotive(ドイツ・カールスルーエ)は、2024年3月12日、毎年恒例の技術セミナー&交流会『Open House Germany』にて、製品ポートフォリオから創出されるイノベーションの紹介と共に、新しいコーポレートデザインを発表しました。創立40周年を機に、これまでの実績を振り返り、未来を見据えたビジョンを掲げました。また、今年は日本法人であるIPG Automotive株式会社(代表取締役社長:清水 圭介、本社:東京都)も設立10周年を迎えるアニバーサリーイヤーとなります。
社長兼CEOのSteffen SchmidtはOpen House Germanyの開会の挨拶にて、新しいコーポレートデザインを発表し、「40周年を機に新しいデザインがイノベーションの原動力となり、信頼されるパートナーであり続けることを示すことができたことを非常にうれしく思います。」とIPG Automotiveのアニバーサリーイヤーの始まりを告げました。新しいロゴは、モビリティとITの専門知識が組み合わさり、イノベーション、信頼性、そしてパートナーシップによって相乗効果を高めていくことを示します。
1984年の創立から今日の国際的な企業グループへと発展を遂げ、IPG Automotiveはモビリティ社会の発展のための開発を継続し、バーチャル車両開発の新たな基準を打ち立て続けることを目標にドイツで最も革新的な中小企業に贈られる『TOP 100』を3年連続で受賞したイノベーションの精神でこれからも躍進し続けます。
■新たな企業ロゴのデザインについて
クリアな色彩と無駄をそぎ落とした洗練されたスタイルでコーポレートバリューとアイデンティティである信頼性、品質、イノベーションを表現しました。IPG Automotiveと自動車業界がつながる前進する道、そしてプログラミング言語のような形でITとモビリティのエキスパートが出会う場所を連想させるデザインとなっています。既存の色に込められた前向き・インテリジェンスを表わす黄色をオレンジ色に、セキュリティ・信頼性を表わす青色を淡いブルーに変更しました。Automotiveの文字をロゴから省略し、Automotive(自動車)のみならず、モビリティに対する総合的なプロバイダへと進化したことを表現しました。
■IPG Automotiveについて
IPG Automotiveはバーチャル・テスト・ドライビング技術の世界的なリーダーとして、車両開発のための革新的なシミュレーションソリューションを開発しています。シームレスなテストを実現するソフトウェアとハードウェア製品は、Proof-of-Conceptから検証、リリースまですべての開発プロセス全体を通じて活用できます。IPG Automotiveのバーチャルプロトタイピング技術は、自動車システムズエンジニアリングアプローチを促進し、すべてのエンジニアがバーチャル車両全体で新しいシステムの開発、テスト、検証を行うことができます。
IPG Automotiveは、バーチャル開発手法を自動運転車、ADAS、パワートレインおよびビークルダイナミクスに適用する分野におけるエキスパートとして、世界中のお客様やパートナーと共に、開発プロセスの効率を大きく向上させるシミュレーション技術の開発をリードしています。
道路上の実走行テストを補完するものとして、バーチャルの世界で実走行を実施することで、IPG Automotiveは、技術の進歩に大いに貢献し、快適性、安全性、経済性、環境への配慮の面において、明日のモビリティを形作ることに大きく貢献しています。
IPG Automotiveは、ドイツ・カールスルーエの本社に加え、ブラウンシュヴァイク、フランクフルト、シュトゥットガルト、ミュンヘン、また国外拠点として中国、フランス、インド、日本、韓国、スウェーデン、英国、米国にて、お客様やパートナーのために革新的な開発サービスを提供しています。
IPG Automotive株式会社(IPG Automotive K.K.)は、ドイツIPG Automotive GmbHの日本法人です。初の海外拠点として2014年に設立され、日本での自動車開発用シミュレーショ ン・ソフトウェアの販売とそれに関連するエンジニアリングのサポートを行っています。
詳細は https://www.ipg-automotive.com/jp をご覧ください。