2024年3月6日 14:15
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫)は、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト社が実施する「Top 100 グローバル・イノベーター」に3年連続で選出されましたので、お知らせいたします。なお、今回で通算8度目の選出となります。
同賞は、クラリベイト社が保有する特許データベースをもとに、知財・特許動向を独自の基準で分析し、技術研究とイノベーションで世界をリードする企業や機関を選出するもので、2012年から毎年実施されています。
選考にあたっては、「特許数」や、「影響力」、「成功率」、「地理的投資」、「希少性」といった要素をもとに、総合的な評価により、トップ100社が選出されます。なお、2024年は100社のうち、日本企業は38社が受賞しています。
京セラは、「自社の研究開発の成果を知的財産で保護し、この知的財産を活用して事業を伸ばすとともに、他者の知的財産を尊重すること」を基本方針としています。
知財部門では、事業部門と連携して、事業の初期段階から知的財産を戦略的に活用し、変動する市場や技術トレンドに応じた知財戦略を立案・推進しています。お客様のニーズが製品からソリューションや体験へと多様化する中、ハードウェアに限らずソフトウェアやサービスなどの領域にも出願範囲を広げています。また、これまで培ってきた独自技術の一部を知的財産WEBサイトで公開し、興味を持っていただいたお客様とのビジネス機会の創出に努めています。
今後も、事業の保護と成長に貢献する知的財産の創出と活用に取り組んでまいります。
■ 京セラ知的財産WEBサイト
https://www.kyocera.co.jp/intellectual-property/
■「Top 100グローバル・イノベーター」について
世界中の発明データを対象に、イノベーション力に直結した指標を用いた徹底的な比較分析を行い、特許登録されているアイデアの優位性について、以下の2段階で評価している。
1.2000年以降に500件以上の出願を行い、過去5年間で特許登録された発明を100件以上保有する企業・組織を抽出。次に国際的な発明(複数の国や地域で特許を取得したアイデア)の割合と規模に基づいてイノベーターを比較し、「INTERNATIONAL FACTOR」を算出。
2.それぞれの発明を「影響力」「成功率」「地理的投資」「希少性」の4つの要素でスコア付けし、「INTERNATIONAL FACTOR」を加味したうえで、トップ100社を選定。