2023年7月5日 13:00
株式会社潤工社(所在地:東京都千代田区、代表:十河 衛、以下 潤工社)は、同社の「Junkosha 液漏れ検知システム」と「Junkosha 熱交換器」「Junkosha 流体移送チューブ」を、7月26日から開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023」の構成展示会である「第49回プラントメンテナンスショー」にて展示します。
今、日本の工場では、設備の安全・安定稼働、高経年化設備への対応、省エネ化、環境対策など課題が山積しています。潤工社は、「〔省メンテナンス〕〔安全・安心〕〔省エネルギー〕につながる〔長寿命〕〔高信頼〕の製品・技術・サービスを長きにわたり提供する」をテーマに掲げています。ご覧いただく機会の少ないフッ素ポリマーの特長を生かしたモジュール製品や開発品を多数展示します。ぜひ潤工社の展示ブースをお訪ねください。各製品専門の担当者がお待ちしています。
URL: https://www.junkosha.com/jp/news/160
■メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023概要
会期: 2023年7月26日(水)~7月28日(金)10:00~17:00
会場: 東京ビッグサイト 東展示棟(東京都江東区) 潤工社ブース/No.M4-232
URL : https://www.jma.or.jp/mente/index.html
■主な出展製品
- Junkosha 液漏れ検知システム
・各種漏油・有機溶剤液漏れ検知システム
・水・酸・アルカリ溶液液漏れ検知システム
・液漏れ予知・検知システム
- Junkosha 熱交換器
・フッ素ポリマー熱交換器 廃熱回収シリーズ
・フッ素ポリマー熱交換器 シェル&チューブシリーズ
・フッ素ポリマー熱交換器 投込シリーズ チューブコイルタイプ
- Junkosha 流体移送チューブ
・ハイバリアPFAレベルゲージ
・ハイバリアPFAライニング配管
潤工社ブース No.M4-232
■「Junkosha 液漏れ検知システム『各種油・有機溶剤液漏れ検知システム』」
さまざまな産業分野において、油や溶剤、酸・アルカリ等の液体燃料が漏洩すると、火災などの大事故をはじめ、土壌・海洋・河川などの環境汚染そして貴重な燃料資源の損失を引き起こします。イメージダウンによる企業価値の損失にもなりかねない、こうした重大問題による損失は早期に液漏れを発見することで、止めることができるか、最小限に抑えることができます。潤工社の「液漏れ検知システム」は、耐候性・耐薬品性・耐水性に優れたフッ素ポリマーを、長年培ってきた高度な加工技術によってセンサ化したシステムです。重大なトラブルに至る前に液漏れを検知し、安全を守り、安心を提供します。
製品ページ: https://www.junkosha.com/jp/products/ACL-02
特長:
●用途に応じた検知器・センサを適用することで極微量の液漏れから、広範囲に及ぶ液漏れまでを常時監視します。
●液漏れの恐れのある場所を重点的に見張るポイントタイプ液漏れ検知システムと、広い範囲をエリアで見張るラインタイプ液漏れ検知システムがあります。ラインタイプには液漏れが発生した位置を正確に特定する位置検知機能を有したシステムもあります。
●統合監視器を用いる事で最大320カ所を集中監視することが可能です。ポイント検知器とライン検知器を自在に組み合わせることが可能で、用途により最適なセンサを使い分けることができます。
用途:
● データセンター
● 非常用発電設備
● 二重管・保温管
● 燃料用受け入れ配管
● 燃料油タンク
● ポンプ周り・メカシール
● 食品・薬品プラント
● ボイラー設備
● 発電設備
● 変電設備
● 排水処理設備
■「Junkosha 熱交換器『フッ素ポリマー熱交換器 廃熱回収シリーズ』」
「フッ素ポリマー熱交換器 廃熱回収シリーズ」は、腐食と伝熱性能低下の問題を克服し、今まで手つかずにいた廃熱の有効活用を可能にして効率の高いエネルギー利用を実現します。
ボイラーの燃焼排気ガスは、硫酸酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、塩化水素(HCl)などを含んでいます。これらの排気ガスから低温域(200℃以下)において廃熱回収を行うと、伝熱管表面温度の低下に伴い、酸が結露して伝熱管や筐体が激しく腐食されます。またダストなどによる汚れで伝熱性能が低下し、メンテナンスが頻繁に必要でした。そのため従来は低温域での廃熱を有効に回収することは困難とされていました。
潤工社ではこの課題を耐食性、非粘着性及び耐熱性に優れたフッ素ポリマーPFA伝熱管を使用することにより解決します。
製品ページ: https://www.junkosha.com/jp/products/ACH-04
特長:
●最も優れた耐食性:排気ガス接触部の伝熱管にフッ素ポリマーPFAを使用。酸露点以下で凝縮する硫酸類・硝酸類・塩酸などによる腐食がありません。
●伝熱管に細径かつ薄肉のフッ素ポリマーチューブを使用し、高密度に最適配列しているため、極めて優れた熱交換効率を有しています。
●伝熱管が細くまた本体が薄いため、ガス側の圧力損失を非常に小さくすることができます。
●伝熱管は柔軟なフッ素ポリマー製ですので地震などの揺れによる損傷を受けず、汚れによる伝熱性能低下もほとんどみられません。
●フッ素ポリマーPFAは耐熱ストレス性や耐熱的衝撃性に優れているため、他材質のように機械的・熱的衝撃によって損傷することがありません。
●チューブ束端部を熱融着によってハニカム成形してあるため、シール箇所は両端で2箇所×モジュール数、通常6~28箇所と最小限です。シール材にはフッ素ゴムガスケットを使用し、信頼性に優れています。
●仕様、設置場所、関連装置などの条件に合わせて最適のシステムを設計・製造いたします。
用途:
● ボイラー(重油炊き・混焼・黒液回収・バイオマス等)、燃焼炉、乾燥炉などからの未利用廃熱回収
● 腐食性・付着性ガスからの加熱
● 腐食性排気ガスの触媒処理前の再加熱
■「Junkosha 流体移送チューブ『ハイバリアPFAチューブ』」
ハイバリアPFAチューブは、PFAチューブの外側にバリア性フッ素ポリマーを一括二層成形することで、半導体製造ライン上でPFAチューブの欠点を補い、長寿命化を実現したチューブです。また周辺環境の汚染を防止して安全性を向上させました。さらに、この「ハイバリアPFAチューブ」はPFAの使用量が約1/2で済むので、貴重な資源を有効に活用することができます。こうして、世界的な半導体市況の高まりの中で、PFA原料不足解消に貢献しています。
潤工社は、「適材適所」のフッ素ポリマーチューブ活用をお客様に推奨しています。そうすることで、深刻なPFA原料不足を解消し、さらにお客様の調達コストの削減を実現することが可能だからです。
ニュースページ: https://www.junkosha.com/jp/news/131
製品ページ : https://www.junkosha.com/jp/products/ITF-03
特長:
●耐熱、耐寒性が特に優れています。
●無負荷連続使用温度 PFA:-65~+260℃ FEP:-65~+200℃
●ほとんどの化学薬品、溶剤に対して不活性です。
●耐候性に優れ経年変化がありません。
●ほとんどのものが付着しにくく、たとえ付着しても容易に除去できます。
●長期にわたり透視性を維持します。
●難燃性が優れています。
●電気特性が優れています。
●有毒物質溶出の恐れがありません。
用途:
● 半導体製造ライン薬液配管用チューブ
● 太陽電池パネル製造装置用チューブ
● ケミカルプラント用チューブ
● 食品・薬品プラント用チューブ
● 耐熱、高絶縁、高周波特性を必要とする各種機器
● 塗装機器用チューブ
● プリンター用チューブ
● 歯科機器用チューブ
● 集中潤滑機器用チューブ
● 分析機器用チューブ
■潤工社について
株式会社潤工社は、フッ素ポリマーをはじめとしたハイパフォーマンスポリマーの成形加工により、ワイヤ・ケーブル、チューブ・継手、フィルム、射出成形品、それらを複合化させた高機能コンポーネンツ製品を提供しています。
その技術は、「健康・医療」「半導体・精密機械」「情報通信」「環境・エネルギー」「航空・宇宙」など、世界中で幅広い分野に応用され、各分野のテクノロジーリーダーが持つ個別の課題に寄り添い、ソリューションを提供してきました。現在、潤工社は、欧米、中国、日本における8拠点で、750人のアソシエイトが、32の国と地域で事業を展開、特許保有数は150を超えています。
【会社概要】
商号 : 株式会社潤工社
代表者: 十河 衛
所在地: 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2 御茶ノ水杏雲ビル15F
設立 : 1954年(昭和29年)4月26日
URL : http://www.junkosha.com/jp