プレスリリース提供元:@Press

本コーナーは、「@Press」から提供されたニュースリリースを原文のまま掲載しています。本コーナーに掲載したニュースリリースの内容に関するお問い合わせは「@Press」に直接お願いします。

ニューロシューティカルズのジョイントベンチャー株式会社SCOPIONよりバイオフィルム除去剤「BAKU(バク)」を3月1日発売

医療機器開発ベンチャー企業の株式会社ニューロシューティカルズ(本社:東京都文京区、代表取締役:三池 信也、以下 NCI)は、星光PMC株式会社(東京証券取引所プライム上場企業、本社:東京都中央区、代表取締役:菅 正道、以下 SPMC)と共同開発したバイオフィルム除去剤「BAKU」をNCIのジョイント・ベンチャーである株式会社SCOPIONより2023年3月1日に発売いたします。

画像1:
バイオフィルム除去剤「BAKU」

【開発の背景】
2017年6月28日に米国の疾病管理センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)より発表された内視鏡洗浄ガイドラインに先駆けて、NCIは内視鏡洗浄後の内視鏡ワーキングチャンネルの中を観察、検査するデバイス開発に取り組んでいました。その中で課題となるのは、ワーキングチャンネルの中に挿入する様々なツールが体内の組織などをチャンネル内に引き込み、洗浄しても残存するバクテリアなどがバイオフィルムを形成し固着する可能性があることです。NCIはその課題を解決すべくSPMCが保有するバイオフィルムコントロール剤の技術をベースに医療分野向け製品の開発を共同で行いました。

【バイオフィルム除去剤「BAKU」の概要】
医療器具や内視鏡は使用後に院内洗浄を行い、繰り返し使用しています。洗浄ガイドラインに沿って用手洗浄や機械洗浄、滅菌処理をしていますが、複雑構造の医療機器内部にはバイオフィルムが残存していることがあり、二次感染の事例があります。洗浄で除去できなかったバイオフィルムは、洗浄後の乾燥工程で強固なバイオフィルムとなり医療機器内部に固着します。強固なバイオフィルムは洗浄液や滅菌処理への抗力が強化され、除去の難易度が増々高くなります。本製品はバイオフィルム形成のメカニズムを基に、細胞外マトリクスの形成(凝集)を阻止して、バイオフィルムを脱離(コントロール)する機能があります。凝集を阻止された細菌は、容易に脱離、分散するため、洗浄液の効果を効率よく発揮することができます。
NCIとSPMCは今後もSPMCの基礎技術を基に協業し、医療分野のために開発および製造を展開してまいります。

【製品概要】
販売名 : BAKU
製品名 : バイオフィルム除去剤
製品番号 : SC-BFC001
製品詳細サイト: https://scopion.jp

■会社概要
株式会社ニューロシューティカルズ
ホームページ: http://www.nci-md.com
本社所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷1丁目28番10号

星光PMC株式会社
ホームページ: https://www.seikopmc.co.jp/
本社所在地 : 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目3番6号

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press