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5G、6Gの高周波無線技術開発に欠かせない高周波計測機器、それを強力に支える潤工社の「ミリ波対応位相安定ケーブル」 11/30(水)~12/2(金)開催のマイクロウェーブ展 2022にて展示

株式会社潤工社(所在地:東京都千代田区、代表:十河 衛)は、自社の「ミリ波対応位相安定ケーブル」『Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ』を、2022年11月30日(水)から開催されるマイクロウェーブ展 2022で展示します。
今、日本は世界へつながる「デジタル田園都市国家構想」の実現に取り組んでいます。この構想の実現を支える次世代通信インフラの技術開発に欠かせないのが「ミリ波対応位相安定ケーブル」です。
潤工社の『Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ』は固体の中では、誘電率・誘電正接が最小で、高周波誘電体として最も優れた特性をもつフッ素ポリマーを採用した製品群です。
5G、6Gへと急速に進化し続ける高周波無線技術の開発に必要な高周波計測機器への応用に対応します。マイクロウェーブ展 2022は、11月30日(水)から12日2日(金)まで、パシフィコ横浜 展示ホールDで開催されます。測定で問題を抱えている高周波機器の設計・開発ご担当者様にぜひご来場いただきたく、ブースNo. H-14で専門担当者がお待ちしています。

URL: https://www.junkosha.com/jp/products/cable

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潤工社ブース No. H-14

■圧倒的な位相安定性能と長期信頼性を実現した潤工社のミリ波対応位相安定ケーブル
展示ブースでは、5G、6G対応の40GHz以上のミリ波対応製品を中心に『Junkosha マイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ』の18GHzから145GHzの製品をそろえています。
マイクロ波は周波数が3GHzから30GHzまで、波長にして10cmから1cm。ミリ波は30GHzから300GHzで、波長がミリメートル台になるため、ミリ波と呼ばれています。
潤工社では、ミリ波対応位相安定ケーブルを構成する同軸ケーブルとEPTFE誘電体を、ともに自社で製造しています。そしてこれらの素材にアセンブリの加工技術を合わせることで、ケーブルの曲げや温度変化に対して優れた位相安定性を実現、さらに長期使用に対する耐久性を確保し高い信頼を得ています。
高周波測定を行う際、測定機器のケーブルの性能がとても重要になります。潤工社のケーブルは高い性能を実現し、高周波測定機器の能力を100%引き出すことができます。そのため高周波測定機器の大手3社では、測定機器の能力を最大限活かすことのできるケーブルとして潤工社のミリ波対応位相安定ケーブルを付属品として添付しています。
展示ブースでは、ご来場者様が実際に潤工社のケーブルに触れ、ケーブルを曲げて位相安定性能を確認できるデモセットをご用意しています。測定が想定通りに進まない高周波機器の設計・開発のご担当者様に実際にその効果を体験していただくことができます。

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高周波測定機

■今後も革新リーダーのパートナーとして、ミリ波対応位相安定ケーブルの技術革新を進めます
通信速度・情報量ともに増大する次世代の5G、6Gは、あらゆるモノやコトとつながるコネクテッドな社会を推進します。そして誰もがこの利便性を受けて豊かな暮らしを送れるようにします。
こうしたデジタル基盤整備のためには技術革新が求められ、必要な最新機器の開発・設計のため高周波測定による検査・評価が欠かせません。潤工社はミリ波対応位相安定ケーブルの技術革新をすすめ、革新をリードする開発者のパートナーとしての役割を担っていきます。

■マイクロウェーブ展 2022 概要
マイクロ波技術関連の学術、産業、教育に関する国内最大級のイベント
会期:11月30日(水)~12月2日(金)
時間:10:00~17:30 (最終日は17:00まで)
会場:パシフィコ横浜 展示ホールD 潤工社ブースNo. H-14

■Junkoshaマイクロ波・ミリ波同軸ケーブルアセンブリ概要
【0シリーズ 精密計測用位相安定タイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-00
曲げおよび温度変化による位相安定性に優れるため、ベクトルネットワークアナライザ接続用として、精密な測定に最適なケーブルアセンブリです。
最大使用周波数(26.5GHz、50GHz、67GHz、70GHz、110GHz、120GHz、145GHz)の7種類のケーブルタイプをご用意しています。

【1シリーズ 計測用耐熱・耐久タイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-01
マイクロ波測定環境における幅広い使用温度範囲(-65℃~+125℃)に対する耐熱タイプ、ロボットケーブルの開発で培ったケーブリング構造を応用し、機械的寿命を飛躍的に向上させた耐久タイプをラインアップしています。

【2シリーズ 計測用柔軟耐久タイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-02
マイクロ波・ミリ波測定環境を考慮して開発された、曲げに対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。フレキシブル性があり反発力が小さいため、被測定物に負荷をかける心配がありません。

【3シリーズ 温度位相安定タイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-03
温度変化に対する位相安定性に優れたケーブルアセンブリです。
(連続使用温度範囲:-65℃~+125℃。ただしMWX315は-30℃~+85℃)

【4、5シリーズ 固定配線用フォーマブルタイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-04
100GHzまでのマイクロ波帯で使用する機器内・機器間の固定配線に適した同軸ケーブルアセンブリです。形状維持性に優れ、配線作業を容易にするだけでなく、セミリジッドケーブルより優れたロス特性を実現しました。コネクタはSMA(m)ストレートを標準としますが、ご要望に応じ、その他のコネクタ対応も可能です。

【6シリーズ 高精度スキューマッチタイプ】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-06
デジタル伝送測定評価用にケーブル2本間のスキューを1psec以下にそろえた高精度スキューマッチケーブルアセンブリです(連続使用温度範囲:-30℃~+85℃)。ケーブルの挿入損失が小さく、高精度な差動伝送信号の評価および測定に最適です。
最大使用周波数(26.5GHz、40GHz、50GHz、67GHz)の4種類のケーブルタイプを用意しています。

【7シリーズ 位相安定性多目的アプリケーション】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-07
温度変化に対して位相・振幅の変動が少なく、再現性のある測定結果を提供します。

【8シリーズ VNAテストアセンブリ [近日販売開始]】
https://www.junkosha.com/jp/products/EMF-08
潤工社の計測グレードのケーブルは、温度変化に対する優れた位相安定性に加え、曲げに対する位相変動(50GHzで+/- 4.5°以内)および挿入損失変動(50GHzで+/-0.08dB以内)が極めて小さく優れた安定性を示します。ケーブルは柔軟性があり、半径2.25インチのマンドレルに180°巻きつけた場合でも、ほとんどスプリングバックせずに高い計測特性を維持します。繰り返し曲げに対する耐久性試験では50,000サイクルの左右屈曲試験後も特性の変化はほとんどありません。 ベクトルネットワークアナライザ(VNA)への信頼性の高い接続を確保するために、耐久性に優れた2.4mmのNMDコネクタ(最大使用周波数50GHz)をアセンブリしています。

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精密計測用位相安定タイプ

■潤工社について
株式会社潤工社は、フッ素ポリマーをはじめとしたハイパフォーマンスポリマーの成形加工により、ワイヤ・ケーブル、チューブ・継手、フィルム、射出成形品、それらを複合化させた高機能コンポーネンツ製品を提供しています。
その技術は、「健康・医療」「半導体・精密機械」「情報通信」「環境・エネルギー」「航空・宇宙」など、世界中で幅広い分野に応用され、各分野のテクノロジーリーダーが持つ個別の課題に寄り添い、ソリューションを提供してきました。現在、潤工社は、欧米、中国、日本における8拠点で、750人のアソシエイトが、32の国と地域で事業を展開、特許保有数は150を超えています。

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潤工社

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