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京セラの技術を活用した体験型インスタレーション

京セラ株式会社は、本年9月17日(土)から京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」で開催されるアンディ・ウォーホル大回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト」(以下、本展)にて技術協力し、「アート×テクノロジー」をコンセプトとして、本展と連携した体験型インスタレーション「Word Logs-ANDY WARHOL KYOTO-」の展示を、京都市京セラ美術館 東山キューブロビーで実施しますのでお知らせいたします。

「Word Logs-ANDY WARHOL KYOTO-」は、京セラが開発した「わかりやすい字幕表示システム」と「文章の図形化アルゴリズム」という技術を活用し、齋藤精一(Panoramatiks[1]主宰)のディレクションのもと制作された「ことばとアート」をテーマにした体験型インスタレーションです。展示はWord Log BoothとWord Wallの2つから構成されます。

1- Word Log Booth

画像1:
メイン作品3

Word Log Boothは、話した内容をリアルタイムに認識し、透明なアクリル板などに字幕として表示することができる「わかりやすい字幕表示システム」を活用した体験型展示です。
本システムが、アート鑑賞を楽しみに来場された皆さまの感性を表現するものとして、「美しさ」や「人生」に関連する問いかけを表示します。その問いかけに対し、思いついた言葉を答えると、その言葉を認識し、文字化したものが表示され、さらに京セラが独自に開発した「文章の図形化アルゴリズム」を基にしたプログラムで言葉を図形化して表示することで、言葉が思いもよらない図形に変貌するアート体験を提供します。

画像2:
メイン作品3


※ 答えた言葉がブースのディスプレイに図形化して表示されます。

2- Word Wall

画像3:
メイン作品3

※ 生成された画像イメージ 答えた言葉ごとに違う画像が生成されて、言葉と共にWord Wallに映し出されます。

Word Log Boothで答えた言葉からAIを活用して画像を生成し、その画像にポスタリゼーション処理[1]を施してテキスト(言葉)と組み合わせた映像が本展の会場である東山キューブの通路に設置した「Word Wall」と呼ぶLEDモニターに映し出され、「Word Logs-ANDY WARHOL KYOTO-」というアート作品を形づくる一部となります。

京セラは、「わかりやすい字幕表示システム」と「文章の図形化アルゴリズム」を活用した展示を通じて、来場者の皆さまが、本展を観て感じた言葉を文字化、図形化し、その言葉から映像表現を生み出すことで、アート作品を共に創る体験価値を提供いたします。

■ 展覧会の概要
ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れました。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなどを展示し、若き日のウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せます。
アメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵作品のみで構成される日本初の展覧会であり、約200点+映像15作の展示作品のうち、100点以上が日本初公開作品となります。

【京都市京セラ美術館アンディ・ウォーホル・キョウト】
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20220917-20230212

【その他詳細は以下の公式サイトからご確認ください】
https://www.andywarholkyoto.jp/

[1] 社会を良い方向に動かすクリエイティブアクションを続けていくため、これまでつながらなかった領域を横断して組織や人、行政や業界をつなぎ、新しい仕組みからつくる、齋藤精一を代表に活動しているチーム。中央行政の施策実装や地方行政などの文化プログラムの実装を行うと同時に、大規模都市開発のプランニングにも参加している。2020年に「ライゾマティクス・アーキテクチャー」から「パノラマティクス」に名称を変更。
https://panoramatiks.com/

[2] 画像の色の数を少なくし、繊細なグラデーションを大まかな色合いにすることで、絵の具を塗ったような、またはエアブラシを使ったような効果を画像に加える手法。

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