2022年8月5日 10:45
最先端技術を駆使したPENTAX計測機器の製造・販売を行うTIアサヒ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田中 秀彦)は、2017年9月に発売したGNSS受信機G6シリーズの後継機種として、新たに傾斜補正機能を追加した「G7シリーズ」を2022年9月1日より国内販売いたします。
●新機能、傾斜補正機能を搭載
G7を設置したポールの傾斜が30°以内であれば、センサーが感知し、リアルタイムに座標を補正します。建物や樹木の近くなど、ポールを傾けることにより、計測がしやすくなりました。また、コントローラーの画面に表示される電子気泡管により、傾きを確認できます。杭等の高さによりポールの気泡管が見えにくい時に便利です。
傾斜補正機能
●555チャンネル実装、【GPS】【GLONASS】【QZSS】の信号を受信できる最新鋭の受信ボードを搭載しています。そのため、多くの衛星を受信し、高精度の素早い観測が可能になりました。
●RTK観測の平均再捕捉時間は、約10秒
RTK観測の平均再捕捉時間は、約10秒と短時間です。また、前回の設定を記憶し、自動的に観測を開始します。
●ケーブルレスでネットワークRTK観測が可能です。
ネットワーク上の基準点または仮想基準点のデータは、 内蔵のセルラーモデムにSIMカードを挿入し、 携帯回線に接続して、配信サーバーから取得できます。Wi-Fiルータの使用や、テザリングをする必要はありません。
●その他の特長
・マグネシウム合金を採用、堅牢かつ1.25kgの小型軽量を実現。持ち運びの負担が軽減ながら、耐衝撃性も高い仕様です。
・Li-Ionバッテリーにより、約10時間の連続使用が可能。ホットスワップ対応で観測中でもバッテリーの交換が可能。
・防塵防水は、IP67です。多少の雨でも安心して作業ができます。
・遠くからでも確認しやすいインジケータと音声ガイダンス付き。
・最高、32GBの大容量データ保存が可能(4GBのSDカードが付属)。
●コントローラーとソフトウェア
コントローラーは、パナソニック製TZ-1Bを採用しています。
コントローラー用ソフトウェアは、【RTK観測】【スタティック観測】がございます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/316904/LL_img_316904_5.png
誘導
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/316904/LL_img_316904_6.png
観測
【製品情報】
標準価格は、オープン価格のため、お問い合わせ下さい。
【TIアサヒ株式会社について ~約90年に渡り、測量機を製造~】
1933年に測量機の製造を開始した株式会社富士製作所をルーツに持ち、1976年PENTAXのブランド名を冠しました。そして、2009年にTIアサヒ株式会社を設立いたしました。測量機器及び計測機器の開発、製造並びに販売からアフターサービスまでご提供をしております。主な製品は、トータルステーション、GNSS受信機、UAV・レーザ測量システム、地上型3Dレーザスキャナ(TLS)、各種ソフトウェアです。過酷な条件下でも高精度であり、なおかつ操作は簡単にをモットーに高い信頼性を誇るペンタックスの測量機は、国内外のお客様から絶大な信頼を得ています。近年では、レーザスキャナやUAV・レーザ測量システムを提供し、建設現場の生産性向上と発展に貢献をしております。
【会社概要】
名称 :TIアサヒ株式会社
所在地 :埼玉県さいたま市岩槻区上野4-3-4
代表取締役:田中 秀彦
【本件に関するお問い合わせ先】
TIアサヒ株式会社
国内営業グループ
URL: https://www.pentaxsurveying.com/contact/