2022年7月20日 10:00
独立系ベンチャーキャピタルの株式会社アイティーファーム(本社:東京都新宿区、代表取締役:黒崎 守峰、以下「IT-Farm」)は2022年7月20日、国内スタートアップを創業期から海外進出支援するアーリーステージ投資ファンド「アイティーファームJ-Techファンド投資事業有限責任組合」(以下 J-Techファンド)の運用調達額が20億円に到達したことを発表しました。
IT-Farmは東京を本拠とするベンチャーキャピタルで、20年以上にわたり9つのファンドで日米欧など全世界のアーリーステージ技術スタートアップを発掘・出資・事業開発しています。Zoom、トレジャーデータ、JTower、Wish、Tubiなど国内外の大型案件に創業初期からの出資実績をもち、本発表時点でIT-Farmが運用・関与するファンド総額は約142億円。シリコンバレーや欧州などのインサイダーネットワークにアクセスして出資先企業の日本と海外にまたがる事業開発を直接支援するのが特徴です。
J-Techファンドは日本発の革新的技術スタートアップをグローバル展開支援する目的で、IT-Farmが2021年6月に組成した投資ファンドです。主なLP出資者はWistron Corporation(台湾)、SMBC日興証券株式会社、サムスンベンチャー投資(韓国)、ノーリツ鋼機株式会社、米国ファミリーファンドなど(五十音順)で、2022年6月30日に実施した追加クロージングにより運用総額は20億円に到達。プレシード~シリーズAのスタートアップに1件あたり初回2千万円~1億円以上を出資し、海外市場向けのプロダクト計画や事業開発の支援を通じて、LP企業や海外企業からの追加出資獲得やM&Aを推進します。2022年4月には東京大学発の量子科学スタートアップTopoLogic株式会社にリード投資家としてシード出資を行いました。
IT-FarmはJ-Techファンドと並行で手掛ける海外発アーリーステージ技術向けファンド「Fund VII L.P.」(ファンド総額:約30億円、GP:Fund VII Corporation、主要LP:株式会社NTTドコモ、Wistron Corporation、大正製薬株式会社、ノーリツ鋼機株式会社、パイオニア株式会社など、組成:2020年10月)との相乗効果により、日本と海外双方で技術スタートアップの発掘、LP企業や現地企業と連携した事業開発支援および資金調達支援を行っています。
IT-Farmは今後もJ-Techファンドを通じて、ディープテックをはじめとする日本発技術スタートアップのグローバル展開支援を拡大して参ります。
IT-Farm代表取締役 黒崎 守峰
【IT-Farmについて】
IT-Farmは東京(本社)とシリコンバレーに拠点をおく、革新的技術企業のための国際ベンチャーキャピタルです。20年以上にわたり9つのテック・ファンドに携わり、北米・欧州・アジアを中心に世界中の革新的技術スタートアップを創業段階からハンズオン支援しています。これまでにZoomやトレジャーデータ、Tubi、Wish、JTowerなどの著名スタートアップに創業初期から出資し、100社以上の海外スタートアップの日本市場参入を支援してきました。
IT・モビリティ・医療・製造業・サステナビリティ・フィンテック・メディアなど全ての技術分野を投資対象とし、世界最大級のスタートアップコンテストExtreme Tech Challenge (XTC)や欧州最大のAIコンソーシアムCyber Valleyのパートナーとして日本や欧州で国際スタートアップコンテストを企画・共催しています。公式Webサイトは https://www.it-farm.com/ です。
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