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~物品在庫から人の所在状況まで、目視不要で把握~ 「DXタグ」を開発、実証実験開始

ユーピーアール株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:酒田 義矢)は、物流機器等の在庫・入出庫管理システムに用いていたアクティブRFIDタグを小型化した「DXタグ」を開発し、実証実験を開始しました。また今秋より製品の提供を開始いたします。

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「DXタグ」

「DXタグ」は、様々な用途に活用できるよう従来のアクティブRFIDタグを小型軽量化し、機能追加を行ったものです。固定資産管理から児童の在校状況、畜産動物の所在確認等が、目視不要で遠隔より管理可能となることから、様々なシーンで自動化・DX化にご利用いただけます。

当社は物流用パレットのレンタル事業を運営するなかで、パレットの在庫・入出庫管理がリアルタイムで可能となるシステム「スマートパレット(R)」を提供しております。これはアクティブRFIDタグ搭載のパレットと、電波を正確にキャッチする高性能の専用リーダー(受信機)を組み合わせた製品で、現在、アクティブRFIDタグは約40万個流通しております。

かねてより「スマートパレット(R)」ご利用のお客様より、アクティブRFIDタグについて「もっと小型で、かつ装着が簡易なものはないか」「物流現場以外にも利用できないか」とのご要望を頂いておりました。この度新たに提供する「DXタグ」は、現行アクティブRFIDタグを小型軽量化し装着の簡易化を実現したものです。さらに、用途に合わせて発信頻度を調整できる機能を追加したことで、従来以上に管理対象を拡大することに成功しました。

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「商品ロゴ」

【想定シーン】
その1 固定資産管理、棚卸の簡易化と経費節減
多くのオフィスや工場では機械、器具・備品、建物の付属設備などの棚卸にかかる多大な工数や、不十分な管理による固定資産紛失などの課題がありました。また、固定資産税を支払っていながら、実際は使用していない資産等も存在しています。
「DXタグ」を用いることで、目視やバーコードスキャンといった手作業での棚卸が不要となることに加え、振動感知機能により物品の使用状況を把握できることで最適な資産形成と管理強化の簡易化が可能となります。

その2 児童の在校状況チェック
「DXタグ」は機器や物品だけでなく、人物などの出入りも可視化することができます。近年、ICカードを利用して登下校管理を行う小学校が増えています。しかし、所定の機器にカードをタッチしない児童の所在は認識されず、またタッチした後の学校内の所在は分からないため、実際の在校状況を把握することが困難となっていました。
「DXタグ」をランドセル(カバン)に入れ、専用リーダーを校門など所定の場所に設置するだけで、児童によるタッチ不要で在校状況を可視化します。読み取り結果の通知機能も備えており、登下校時に保護者に通知が届きます。

周波数帯は、Wi-FiやBluetoothとの干渉を防ぐ920MHzを利用し、最大300mの長距離通信が可能です。また、低消費電力化により充電・取替不要の電池を内蔵し最長使用年数10年を実現しています。さらに加速度センサによる振動感知機能を利用した使用状況確認による不稼働資産等の最適化、温度センサによる施設の温度管理や機器異常の予兆管理にも利用可能です。

当社では、今後も本製品を通して、在庫管理・棚卸工数削減・資産の最適化から児童や畜産動物の所在確認までの幅広い業務の効率化に繋げることで、持続可能な労働環境の実現へ貢献してまいります。

■商品詳細
商品名 : DXタグ
サイズ、重量: 82mm×35mm×18mm、約55g
使用範囲 : -25℃~+60℃
通信規格 : 920MHz帯特定小電力無線局
ARIB STD-T108
特徴 : 読取距離最大300m(リピータ利用でさらに拡大可能)、
防水対応(IPX7)、電池寿命最長10年(電池交換・充電不要)、
振動・温度センサ内蔵
URL : https://www.upr-net.co.jp/iot/rfid/

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「DXタグ」想定活用シーン

■「DXタグ」想定活用シーン
・固定資産・物品の自動管理と最適化
企業オフィスや工場の機械、器具・備品、建物の附属設備
倉庫
スーパーや空港のカート
・児童の在校状況管理
・畜産動物の所在管理

■お問い合わせ先
ユーピーアール株式会社 新規ビジネスグループ
TEL:03-3593-1721

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