2022年3月22日 11:30
福岡を代表する異業種9社とオブザーバー福岡市による共同事業体「Fukuoka Smart City Community(以下 FSC)」はこの度、福岡市が定める「市民防災の日」にちなみ、福岡の次の防災アクションを市民の投票で決めるオンライン企画「防災選」を実施することをお知らせいたします。
FSCは、自治体・企業・市民の垣根を超え、福岡市を日本で最も課題解決の早いスマートシティへと変化させ、「100年先でも、選ばれるまち、FUKUOKAをつくる」ことを目指しています。「防災選」は、今後の防災施策をFSCに所属する会員企業8社と市民が一緒に考え、社会実装を目指すことで、“福岡みんなで”防災力を高めようという取り組みです。
■福岡みんなで防災プロジェクト「防災選」概要
「防災選」は、市民がオンライン投票でFSCが次に取り組む防災課題を決める参加型のプロジェクトです。参加者はFSCが特設サイトに提起する9つの防災課題「防災候補」の中から選んで投票。FSCは最も多く票を集めた「防災候補」を注力課題とし、解決のための施策を2022年9月中に実装することを目指して取り組みます。
市民の投票によってFSCの防災アクションをより市民のニーズを反映したものにするとともに、「防災候補」というかたちで課題を紹介することで、防災について考え、話し合い、ご自身やご家族の防災アクションを始めるきっかけをつくります。
・投票期間:3月22日(火)~4月22日(金)
・結果発表:5月上旬 特設サイトにて
「防災選」特設サイト: https://lin.ee/5sRF40b/prmt/lfk/pr
■9つの「防災候補」
【1】ペットのための防災を考える「ペット防災」
飼い主とペット、2つの命を守るために、ペットとの避難時の逃げ方や避難生活で、もっと安心できる過ごし方を考えます。
【2】緊急時のコミュニケーションを考える「会話で防災」
災害時、連絡手段が途絶えたときのために事前に家族や地域で約束を決めるなどコミュニケーションで備えます。
【3】非常時の食を考える「グルメ防災」
日常利用しつつ備蓄を入れ替えていくローリングストックの推進から、避難生活のなかでの食事のあり方まで、食の街福岡として、非常時の“おいしい”を守る施策を考えます。
【4】思い出や大切なものの防災を考える「宝もの防災」
家族のアルバムや大切なおもちゃの避難、避難生活中の趣味の時間などは、命が最優先の災害時に後回しになりがちです。心にとって大切なものの防災を考えます。
【5】災害時の移動問題に関する施策を考える「帰るまで防災」
通動先や通学先からの帰宅手段が無くなったり、移動中に突然交通インフラが止まったりした時の諸問題を解決する施策を考えます。
【6】頼れる相手がいない人の防災を考える「一人暮らし防災」
一人暮らしの大学生や高齢者など、災害時、近くに頼れる相手がいない人の不安に備えます。
【7】福岡の地に不慣れな人への防災を考える「観光防災」
福岡での観光中や、お出かけ先、土地勘のない不慣れな場所での急な被災に、街として備えます。
【8】妊娠中・子ども連れの時の防災を考える「子ども防災」
妊娠中の被災や子連れでの避難など、子どもを見守る人の災害時の負担を減らすために、今からできる対策を考えます。
【9】住まいの防災を考える「家選び防災」
一日の多くの時間を過ごす家を選ぶ際、避難所からの距離や水害リスクの大小など、家選びの防災視点の強化を目指します。
<ご参考>
・福岡みんなで防災プロジェクト第1弾
2021年3月9日実施。FSCと福岡市の共働の防災施策の一環として、「福岡市LINE公式アカウント」の交通・インフラ情報へのアクセスを強化し、市民に向けて災害時の情報収集力強化を呼びかける施策。
https://www.atpress.ne.jp/news/250360
<Fukuoka Smart City Communityについて>
名称 : Fukuoka Smart City Community
事務局所在地: 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP 博多ビル 12F
設立日 : 2020年10月14日
主な事業内容: 市民参加型のスマートシティの実現に向けた、
情報収集、情報共有、相談、イベント開催、
サービス提供・開発及びPRの機会の提供
サイト : https://fukuoka.smartcity-community.jp