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パラゴンソフトウェア フラッシュメモリーに最適化された独自ファイルシステム「Paragon FS SDK」をリリース

Paragon Software Group(ドイツ)の日本法人でストレージソフトウェアの製造・企画・販売を行うパラゴンソフトウェア株式会社(代表取締役:中村 伊知郎、URL: https://www.paragon-software.co.jp )は、フラッシュメモリーに最適化されたファイルシステムとして、「Paragon FS SDK」の日本国内での取り扱いを開始しました。
https://www.paragon-software.com/jp/paragon-file-system/

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Paragon File System

■フラッシュメモリーに最適化された組込み向けファイルシステム
Paragon File System(Paragon FS)は新規に開発された、AUTOSAR(R)に準拠したフラッシュメモリーに最適化されたファイルシステムです。フラッシュメモリーの寿命と性能に焦点をあてた、極めて過酷な使用状況を想定し、限られたリソースのIoTデバイスから自動車のバーチャルコクピット・自律型産業システムに至るまでの幅広いハードウェアに対応しています。

■Paragon File Systemとは?
既存のファイルシステムは、すべて特定の目的のために開発されてきた経緯があります。またこれらのファイルシステムは特定の目的やOSのアーキテクチャに最適化された、類似した論理的・仮想的・物理的構造とモジュールを持ち合わせています。パラゴンソフトウェアは、これまで20年間以上に渡って市場に存在するほとんどのOSに対して、既存のファイルシステムへのサポートを実装してきた経験から、商用のお客様に完璧なファイルシステムを構築するための「DNAレベル」の知識を得ることができました。
この知識により、パラゴンソフトウェアは既存のファイルシステムをお客様のニーズに合わせて採用・実装するのではなく、特定のお客様のニーズに的確に対応するために、モジュール化された、設定が可能で適応性のあるParagon File Systemを生み出しました。
このParagon FSは組込み向け機器の開発者に、彼らが採用するストレージへ究極の正確さと構成の可能性を与えるものとなります。またこれはお客様にとっては、可能な限りでの最高のパフォーマンス・ストレージの寿命延長・低消費電力・CPU使用量の削減・稼働停止時間の短縮・最高の耐故障性を取得することを意味します。

■Paragon FS SDK
Paragon FSのSDKパッケージは、開発者が自社の組込みソリューションと統合するために提供されます。SDKパッケージには、x86とARMアーキテクチャ用のバイナリライブラリ、開発者向けのガイド、Paragon FS APIのリファレンスマニュアル、およびシンプルな統合例としてParagon FSをFUSEベースでLinuxに実装するソースコードが含まれています。シンプルなFUSE統合に加えて、QNX リソース マネージャの実装もParagon FS用にご用意しています。

またParagon FS SDKを使用して、組込み機器の開発者自身がParagon FSの統合を行うことも、パラゴンソフトウェアにParagon FSの統合することを依頼することも可能です。後者を選択された場合、パラゴンソフトウェアは顧客環境とParagon FSの統合についての全体を完全にカバーするテストカバレッジを提供します。

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