2021年11月17日 10:00
公益社団法人 北海道観光振興機構は、国内で増えるベジタリアン・ヴィーガン(植物性食品を中心にした食事をされる方)の旅行者が自由に楽しめる北海道にしていくために特設WEBページで「ベジタリアン・ヴィーガンのおもてなし情報」の発信を開始いたしました。
近年、海外で広がる「ベジタリアン志向」は、2018年に約6.3億人※と増加しており、また日本では「ゆるベジ」「ゆるヴィーガン」というカテゴリーが登場するなど、個々の体調や食習慣に合わせてフレキシブルに菜食を取り入れる方が急増しています。
これらに加え、コロナ禍により食に関する意識や食生活が大きく変化し、現在の増加傾向は、今後も加速していくものと考えられています。
このような時代だからこそ、「ベジタリアン志向」の理解を深め「おもてなし」の精神で楽しめる「北海道」とするべく、特設WEBページで情報発信を開始しました。
※ユーロモニターインナーナショナル/総人口及びベジタリアン等人口に関するデータより。
【ベジタリアン・ヴィーガンおもてなし推進の取り組み】
(1) ベジタリアン・ヴィーガンおもてなしガイド&TV
「ベジタリアン・ヴィーガンおもてなしTV」の動画や、現在のベジタリアン・ヴィーガンのことを分かりやすく紹介する特設WEBページを開設。YouTubeチャンネル「Good Day Hokkaido」と連動し4回にわたって、ベジタリアン・ヴィーガンのことを分かりやすく説明。対応レシピの紹介や対応している飲食店をレポートする動画を展開。アドバイザーには北海道でベジタリアンフードの第一人者の安藤夏代氏に出演いただきました。
■ベジタリアン・ヴィーガンおもてなしガイド(特設WEBページ)
https://welcome.visit-hokkaido.jp/veg/
■増える食の多様性(ベジタリアン・ヴィーガンの現状)編
増える食の多様性について安藤先生から教えてもらいました。
■Veganミートのチーズカツサンドの作り方編
お肉を使わず、大豆ミートを使って作ったチーズカツサンドの作り方を教えてもらいました。
■Veganポークチャップ風ソテーの作り方編
大豆ミートを使って、ポークチャップ風のソテーを再現したレシピを大公開。
■満足のいくベジタリアンメニューのお店をレポート編
札幌市円山にある「日本料理 まるやま かわなか」さんをレポート。
精進料理を使ったベジタリアンメニューを体験。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/284748/LL_img_284748_5.jpg
ベジタリアンでも楽しめる精進料理
(2) 「Welcome HOKKAIDO」の更新
植物性食品を中心にした食事をされるみなさんをおもてなしするグルメスポットやホテルを紹介するガイドサイト「Welcome HOKKAIDO」。ムスリムやベジタリアン、ヴィーガンの方が気兼ねなく北海道各地を周れるための情報が詰まったWEBサイトです。このWEBサイトにアレルギーをお持ちの方に対応したホテル情報を新たに27件追加しました。
■Welcome HOKKAIDO WEBサイト https://welcome.visit-hokkaido.jp/
■当事業コーディネーター/安藤 夏代(あんどう なつよ)氏
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/284748/LL_img_284748_6.jpg
安藤 夏代氏
BSEの牛が殺処分される映像を観て、菜食が地球・人間・動植物全てにとって自然なかたちと感じ、自然なかたちと感じそれを広めるため独立。ホリスティック栄養学を学び、菜食で心とカラダをつなぐ『ホリスティックビオフード』を提唱。2017年12月、オリエンタルヴィーガンの心とカラダを癒すカフェ「Holistic Bio Cafe Veggy Way」をオープン。(※現在、ヴィーガンバターサンドを全国に好評販売中)大豆ミートやおからこんにゃくのレッスンで幅広いレシピを伝授している。2019年から毎年、アジアベジタリアンアワードにノミネートされる。
当事業は、あくまでも「おもてなし」の心で多くの観光者が北海道を楽しめるために企画しているもので、宗教的な考えに影響を及ぼすものではございません。
■事業主/公益社団法人 北海道観光振興機構