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AnsysとAutodesk社、Fusion 360のPCBに対する機能を拡張

【主なハイライト】
●Autodesk Fusion 360の機能拡張により設計者は迅速に予測精度の高い知見を得ることができ、プリント回路基板(PCB)の最初の設計で成功することができるようになります。

●この拡張により、消費者向け製品の設計者とエンジニアは容易に電磁界解析を行うことが可能となります。

●設計プロセスの初期段階においてシミュレーションを行うことにより、設計チームは新しいPCB設計をより迅速に展開・検証し、次世代高機能製品の開発を加速することができます。

ペンシルベニア州ピッツバーグ、2021年10月5日ーAnsys(NASDAQ:ANSS)とAutodesk社は協業してAutodesk Fusion 360初のサードパーティによる拡張となるプリント回路基板(PCB)に対する機能拡張を行いました。この拡張は消費者向け製品の設計者とエンジニアが容易に電磁界解析を行うことを可能にするという両社の共有されたビジョンに基づいて行われたものです。

AnsysとAutodesk社はFusion 360のPCB機能を拡張して迅速な設計展開を可能にし、これにより製品開発プロセスの後半で必要となるコストのかかるプロトタイプの製作を削減できるようになります。Ansysの市場をリードする電磁界解析機能をFusion 360に組み込むことにより、電気系CADのユーザーはFusion 360のワークフロー内でほぼリアルタイムのPCB解析を行うことが可能となります。

「当社はFusion 360のプラットフォームの単一環境内に包括的なECAD & MCAD機能と製造ワークフローを取り込みました。これにより設計者とエンジニアはコンセプト段階から製造段階までを通してより効率的に製品開発を行うことが可能となります。産業界をリードするAnsysのシミュレーションをFusion 360のコアとなるPCB設計機能に組み込むことにより、メーカーはより早く製品を市場に投入することができるようになります。」(Autodesk社、製品開発・製造ソリューション部門、エグゼクティブバイスプレジデント、Scott Reese氏)

「この拡張はこれまで続いてきたAutodesk社との関係から生まれたものであり、電磁界シミュレーションをより広範囲の設計者とエンジニアに提供するものです。この拡張によりユーザーは先進のシミュレーションを用いてより早い段階でより迅速に設計の検証とイテレーションを行うことができます。」(Ansys、製品部門シニアバイスプレジデント、Shane Emswiler)

この組込み型統合は最近リリースされたFusion 360のAnsys Electronics Database(EDB)のエクスポート機能( https://www.autodesk.com/products/fusion-360/blog/august-2021-product-update-whats-new/ )を基に構築されており、これによりユーザーはAnsysのファイルを容易にエクスポートし、Ansys Electronics Desktopを起動することができます。この協業は設計者と解析者の間の壁を取り払う目的でこれまで行われてきたパートナーシップワークフローの一環です。製品設計者とエンジニアはFusion 360 PCB拡張機能を活用して電磁両立性(EMC)に適合したPCBをより早く設計し、その後にシグナルインテグリティおよび電磁干渉(SI/EMI)専門の解析者はAnsys Electronics Desktopを用いて詳細なシミュレーションを行い製品の電磁界性能を確認することができます。

Autodesk社( https://www.autodesk.com/ )およびFusion 360の拡張の詳細についてはAutodesk University( https://www.autodesk.com/autodesk-university/ja )あるいはAutodeskのブログ( https://adsknews.autodesk.com/news/au-21-fusion-360-enhancements )をご覧ください。

【Ansysについて】
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、Ansysのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。Ansysは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、Ansysは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。
詳細は、 https://www.ansys.com をご覧ください。

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アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS,Inc.100%出資の日本法人です。ANSYS,Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

画像1:
Autodeskイメージ

※本プレスリリースは、2021年10月5日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

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