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オーティコン補聴器、聞こえについて語るトークディスカッション「みんなで話そう難聴のこと」を9月10日よりYouTube公開

110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下 オーティコン)は、聴覚ケアに関する有識者やYouTuberを招き、難聴と認知症 聴覚ケアの重要性というテーマのトークディスカッション動画「みんなで話そう難聴のこと」を2021年9月10日にYouTubeにて公開いたします。当動画は「聞こえ」や「難聴」、「認知症」という普段なかなか話題にしにくいトピックをメインテーマとしたトークディスカッション動画です。なお、8月21日よりスタートしたオーティコン国際シンポジウム2021でアカデミックに発信された聴覚ケアの最前線情報を織り交ぜてお届けします。

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オンライントーク企画「みんなで話そう難聴のこと」

最近では、認知症の発症リスクを高める最も大きな要因に中年期以降の聴力低下が含まれるとのデータ*が報告され、加齢性難聴への早期介入が認知症予防の最重要項目の一つであると考えられています。しかし、日常の会話で聴覚ケアの重要性が話題に上がることは決して多くはありません。そこでオーティコン補聴器は、聞こえにくさを感じた時、あるいは大切な人が聞こえにくそうにしているとき、まずは難聴について「話してみる」ことから始めて欲しい、難聴を放置しない世の中を創っていきたい、というメッセージを込め、当動画を制作しました。

当動画では、「聞こえ」について身近な人と話すきっかけにして欲しいという企画の主旨に賛同いただいた方々を出演者に迎えています。高齢者心理の研究者や、難聴当事者でもある研究者、聞こえの専門家の言語聴覚士、音響スペシャリストのレコーディングエンジニア、そして難聴当事者として様々な話題を発信するYouTuberという、バラエティ豊かなメンバーが登場します。動画内では、難聴や認知症について、わかりやすい解説を織り交ぜながら、「聞こえ」についてのトークを繰り広げます。当動画は、視聴用特設サイトおよびオーティコン公式YouTubeチャンネルにて、気軽に楽しむことができます。

オーティコン補聴器、プレジデント 木下 聡は次のように述べています。
「昨今、健康寿命の延伸は社会的課題といわれています。そうした中、様々な健康リスクが潜む「難聴」について、もっと多くの方に、より身近な話題として捉えていただきたいと願い、「みんなで話そう難聴のこと」を企画しました。「みんな」とは、聴覚の専門家や難聴の当事者、その家族や周囲の方だけでなく、これまで難聴に関わりのなかった方を含む総称です。この動画が「聞こえ」について、誰かと話すきっかけとなれば幸いです。また、難聴が脳の認知機能にどのような影響を及ぼすかについて、アカデミックに発信するオーティコン国際シンポジウム2021も併せてご覧いただけると幸いです。」

*Livingstone G, et al.lancet, 396:413-446,2020

<開催概要>
◆タイトル
オーティコン補聴器 国際シンポジウム2021 オンライントーク企画「みんなで話そう難聴のこと」

◆トークテーマ
「難聴と認知症 聴覚ケアの最前線 ~もしも身近な人が難聴だとわかったら~」

◆構成
「専門家でトーク」、「みんなでトーク」の2部構成、それぞれ前編・後編で分割しての視聴も可能

◇専門家でトーク:加齢性難聴高齢者の心理や高齢者コミュニケーションの研究者と、難聴当事者でもある社会心理学の研究者、また耳鼻科での臨床経験がある言語聴覚士という、現役の教育者3名によるわかりやすいトーク内容

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専門家でトーク

◇みんなでトーク:聞こえの専門家である言語聴覚士と、音響の専門家であるレコーディングエンジニア、難聴当事者としてさまざまな情報を発信するYouTuberという、異色のコラボレーショントーク

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みんなでトーク

◆公開日
2021年9月10日(金)13:00から

◆視聴方法
視聴用特設サイトにアクセスし配信期間中に視聴ください(お申込み不要、視聴は無料です)
※ 視聴後のアンケートに答えてギフト券が当たるプレゼント企画もご用意しております。
※ 情報補償:講演内容は字幕付きの予定です。

▼本リリース掲載サイト
https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2021/20210910
▼国際シンポジウム オンライントーク企画「みんなで話そう難聴のこと」特設ページ
https://www.oticon.co.jp/event/symposium-spinoff
▼オーティコン公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/OticonJAPAN
▼オーティコン国際シンポジウム2021特設ページ
https://www.oticon.co.jp/event/symposium
▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

<出演者について>
佐野 智子先生【専門家トークに出演】
城西国際大学 福祉総合学部 福祉総合学科 教授 臨床心理士、公認心理師

1998年 青山学院大学 大学院 文学研究科心理学専攻博士前期課程修了 修士(心理学)
2002年 青山学院大学 文学部 心理学科 助手
2007年 星美学園短期大学 幼児教育学科 専任講師
2012年 城西国際大学 准教授
2018年 博士(老年学) 学位授与大学:桜美林大学
2018年 青山学院大学 ジェロントロジー研究所 客員研究員
2020年 城西国際大学 教授

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佐野先生

勝谷 紀子先生【専門家トークに出演】
北陸学院大学 人間総合学部 社会学科 教授 公認心理師

2004年 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2006年 博士(心理学) 学位授与大学:東京都立大学
2012年 青山学院大学 社会情報学部 助教
2017年 青山学院大学 社会情報学部 附置社会情報学研究センター 特別研究員
2019年 北陸学院大学 人間総合学部 社会学科 教授

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/274829/LL_img_274829_5.jpg
勝谷先生

岸田 隆之先生【専門家トーク・みんなでトークに出演】
言語聴覚士・講師

病院の耳鼻咽喉科で臨床を積んだ後、言語聴覚士養成校の専任教員を経て、現在は非常勤講師として数校で聴覚系の授業を受け持つ。
それと並行して聴覚の福祉関連業務にも従事。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/274829/LL_img_274829_6.jpg
岸田先生

浜田 純伸さん【みんなでトークに出演】
レコーディングエンジニア

1984年九州芸術工科大学(現、九州大学)芸術工学部音響設計学科卒業後、音楽スタジオ勤務を経て作曲家 久石 譲のスタジオ、ワンダーステーションに勤務。以後、久石 譲を始めとして、数多くのセッションに参加する。現在はフリーランスとして映画、ゲーム、ドラマなどの音楽を始めSoundHorizonなどのアーティスト作品にも参加している。
日本レコーディングエンジニア協会理事、日本音響学会会員、東京藝術大学および専門学校HAL東京 非常勤講師。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/274829/LL_img_274829_7.jpg
浜田さん

難聴トーーク!【みんなでトークに出演】
難聴当事者によるYouTuberグループ

2020年4月に、ゆうりとのんの2人で「難聴トーーク!」を立ち上げる。 難聴当事者として「色んな難聴者がいることを知ってもらいたい」「私たちの経験談が1つの情報として提供できたら…」という想いで、自分の経験談から難聴あるある話を2人でSNSを通して情報発信する。その後、ター坊とあいりの新たなメンバーが加わり、現在、4人それぞれのカラフルなトークを繰り広げている。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/274829/LL_img_274829_8.png
難聴トーーク!

■オーティコン国際シンポジウム2021について
難聴や認知症、補聴器に関する最新の知見や研究を講演やパネルディスカッションを通し、社会へ広く発信するシンポジウム。
「聴覚ケアの重要性」を発信することを目的としたオーティコンのCSR(企業の社会的責任)活動の一環(2018年より開催)。「聴覚ケアはヘルスケア」をキーワードに国内外の有識者を招き、海外のエビデンスや脳科学のエビデンスを多数ご紹介し、「聞こえ」から超高齢化社会における高齢者の健康を共に考える、これまでにないシンポジウムです。
2021年度は8月21日(土)より4週連続オンライン配信にて開催しています。

■オーティコン補聴器について
補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、16,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています( https://www.oticon.co.jp )。
オーティコンの新しい企業理念「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。
オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。また、脳から聞こえを考える、「BrainHearing(TM)(ブレインヒアリング)」を補聴器開発の原点に置いています。
先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)において、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。

■デマントグループについて
デマントは、115年前にデンマークのオデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーする世界唯一の企業として、世界130か国以上でビジネスを展開しています。ビジネス領域ごとの売り上げ比率では、補聴器事業が全体の87%を占めており、その他、人工内耳事業4%、診断機器事業が9%を占めています。中核となる補聴器事業ではオーティコン、フィリップス、バーナフォン、ソニックなど複数のブランドを展開しています。また、デマントはウィリアム・デマント財団が所有し、世界で唯一の慈善財団が所有する聴覚ヘルスケア企業です。
全デマントグループ16,000人の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

▼オーティコン製品に関する資料請求・お問い合わせ
フリーダイヤル:0120-113321
営業時間9:30~17:30(土、日、祝日を除く)

◆その他、詳細は当社ホームページ https://www.oticon.co.jp/ をご覧ください。

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