やじうまPC Watch

スマートウォッチでWindows版Counter Strikeを動かす強者現わる

 かれこれ1年半以上AndroidスマートウォッチであるAndroid Wearを常用している筆者だが、Android Wearでゲームをしたことはない。そもそも画面が小さすぎて、ゲームには向かないハードウェアだからだ。だが、そんなAndroid WearでFPSゲーム「Counter Strike」、しかもWindows版のそれを動かす強者が現われた。

 Dave Bennett氏は、4月17日付けの自身のブログでAndroid WearでCouter Strikeを動かす方法を掲載した。やり方としては、「Xash3D」というアプリ。このアプリは、Android上でCounter Strikeなど、ValveのGold Source Engineを使ったWindows用ゲームを動作させるためのもの。ゲーム本体は自分で別途用意して、いったんWindowsマシンにインストールし、そのインストールフォルダをAndroid Wearにコピーする。あとは、「Android CSClient」アプリをインストールし、ここからCounter Strikeを起動する。

 Android CSClientを使うことで、キー操作の代わりに画面上のアイコンおよび、スワイプ操作でゲームをプレイできる。動画を見ると、古いゲームだけに、エミュレータを通じても、かなりスムーズに動いている。とは言え、やはりこの狭い画面では、アイコンをタップするのも一苦労しそうだ。あくまでも、こんなこともできるという技術デモとして捉えた方が良さそうだ。なお、この方法を使ってスマートフォンでもプレイでき、Bluetoothゲームコントローラでの操作にも対応している。

(若杉 紀彦)