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タカラトミー、お喋りで動きをプログラミング可能な組み立て式ロボット

G15 KS(中央)とG15(右)

 株式会社タカラトミーは、組み立て式の人型ロボット「MECCANOID(メカノイド)」シリーズ2モデルを11月7日に発売する。税別価格は、全長約122cmの「G15 KS」が5万円、全長約61cmの「同G15」が3万円。

 カナダのスピンマスターが開発した、約30~40代の男性をターゲットにしたロボット。34種類の音声コマンドを認識し、約900種類の音声フレーズと動作を組み合わせて、コミカルな反応をする。

 G15 KSは約1,200種類、G15は約620種類のパーツやボルトを収録しており、全て付属の六角レンチドライバー1本で組み立てる。前者は約5~6時間、後者は約3~4時間で組み立てできる。

 組み立てが完成して電源を入れると、目や関節などのLEDが光り、「起動中、起動中、環境をスキャン中……生命体スキャン中……生命体を人間と認識」などと喋り、ユーザーの名前を教えるところからコミュニケーションが開始する。

 先述の音声コマンドで操作可能なほか、放っておいても独り言を喋る。胸に備え付けのコントローラのボタンを押し、腕や頭を持って動かすと、その動きを再現する「Learned Inteligent Movement」機能を搭載。また、無料のスマートフォン向けアプリとペアリングし、手足の動きやLEDの光、音声などをプログラミングして一連で覚えさせられる。本体にはスマートフォンのクレードルも備えており、自分の動きを真似させると言ったことも可能。

 標準では人型だが、パーツはフレキシブルな組み立て式となっているため、恐竜型などに組み立てることも可能。G15 KSは10個のモーター、G15には4つのモーターを内蔵しており、さまざまな動きを再現する。

【動画】公式プロモーション動画

(劉 尭)