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ラズパイ5をB350チップセットに直結する猛者現る。SATAの接続に成功

 Raspberry Pi 5をAMD製B350チップセットに直接接続する実験が行なわれた。GitHubの「raspberry-pi-pcie-devices」リポジトリにて、ユーザーのCoreforge氏が報告した。

 raspberry-pi-pcie-devicesは、Raspberry Pi 5とほかのPCIeデバイスとの互換性情報や動作させる方法などを集積しているリポジトリで、Jeff Geerling氏が管理している。同氏もCoreforge氏の挑戦について、自身のX(旧Twitter)アカウントにてこの実験を紹介している。

 今回実験に用いられた「B350 Gaming Pro Carbon」は、B350チップセットを搭載するMSI製マザーボードだ。Coreforge氏はこれに対し、自作のPCIeブレイクアウトボードとワイヤーを用いてRaspberry Pi 5を接続。結果、SATAおよびPCIeスイッチの正常動作が確認できたと報告した。

 一方、USBコントローラやEthernetには課題が残っている。ASMedia製およびAMD製のUSBコントローラは正常に動作せず、Ethernetもドライバでエラーが発生した。有志の指摘によれば、xHCIコントローラの動作にはチップセット用のファームウェアを読み込む必要があるという。

 配線による信号品質の低下も疑われたが、通信速度をPCIe Gen 1に固定することでエラーは回避できているとみられ、根本的な原因ではないと推測されている。

 Coreforge氏は現在、AM4ソケットに搭載できるRaspberry Pi Compute Module 5(CM5)向けのキャリアボードのアイデアを複数温めているという。