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タスクバーからアプリを強制停止する機能、まだ有効にしていないのならオンにしよう

 Windowsアプリでエラーなどにより応答がなくなり、「ウィンドウを閉じる」操作でも反応がない場合、「タスク マネージャー」を開いて該当するアプリの「プロセス」を見つけて終了させるというのがこれまでの常套手段だった。しかしWindows 11 23H2には“隠し機能”として、タスクの終了をタスクバーから行なえるようになっていたことが話題となっている。

 “隠し機能”とは言われているものの、複雑な手順は一切不要。「設定」の「システム」→「開発者向け」のページの中で、「タスクの終了」をオンにするだけだ。この機能は以前よりプレビュー版には実装されていたが、最近のアップデートで正式版でも実装されたようだ。

 これにより、タスクバーのアプリのアイコンを右クリックして現れるコンテキストメニューに、「タスクの終了」という項目が追加される。つまりタスクバーにアクセスできるようになっている限り、ワンタッチでアプリを強制終了させられるというわけだ。

 Google Chromeのように複数のプロセスで起動している場合、「すべてのタスクを終了」という項目に変わるため、個々のプロセスを終了させずにまとめて終了できるようになっている。

 排他的フルスクリーンで起動するゲームなどがフリーズした場合などは、これまで通りかもしれないが、この機能を有効にしたら、タスク マネージャーにお世話になる機会がグーンと減るだろう。