やじうまPC Watch

サイバーパンク猫ADV「Stray」の長編アニメ映画が制作中

 エンタメニュースサイトEntertainment Weeklyが報じたところによると、猫が主人公のアドベンチャーゲーム「Stray」の長編アニメーション映画が制作中だという。

 Strayは、猫を操作してサイバーパンク的な世界観の都市を探索するタイトル。SteamではAnnapurna Interactiveより2022年7月配信。細かく作り込まれた猫の仕草をはじめ、移動方法などに猫ならではの動きがゲームに落とし込まれている点などが好評を得ている。主な登場人物は猫とロボットであり、人間のキャラクターが登場しないことも特徴の1つ。

 Strayの映画化は、Entertainment WeeklyがAnnapurna AnimationのRobert Baird氏に行なったインタビューの中で言及され明らかになった。Baird氏はインタビューにおいて、ストーリーがゲーム準拠の内容になるかどうかなどの具体的な情報には触れていないが、「長編映画にふさわしいストーリーテリングとして、ゲームの内容をどのように翻案するかが課題だ」としつつも、本作の映画化については「史上初にして最高のホープパンク(他者との協力や優しさを重視する楽観主義的な物語の手法)になるだろう」と語っている。

 また同インタビューでは、Annapurna Interactiveが擁するStray以外のタイトル(「Twelve Minutes」や「The Pathless」など)についても映像化を検討している可能性についても言及している。

ゲーム「Stray」のプロモーションビデオ