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初のRISC-V搭載ノートPCがRISC-V Weekにて公開

 仏パリにて5月3日から5日にかけて開催された「Spring 2022 RISC-V Week」のセッションにて、初のRISC-V搭載ノートPCとみられる機体の写真が公開された。

 これは、Mark Himelstein氏(RISC-V InternationalのChief Technology Officer)と、Dr.Philipp Tomsich氏(VRULL GmbHのChief Technologist兼Founder)によるセッション「Maturing the RISC-V Ecosystem: From Technology to Product」のスライド内で公開されたもの。

 セッションでは、ISVやソフトウェアディストリビューション、システムベンダーらによるRISC-V採用に向けた、既存のソフトウェアや進行中の取り組みについて説明。さらにAI処理性能に最適化したRISC-VでAndroid 12を動作させた例や、キーボードやディスプレイなどが一体となった「ClockworkPI」のRISC-V採用モデル「DevTerm R-01」などを紹介した。

 これに加え、初のRISC-V搭載ノートPCとみられる機体の写真を公開。2022年内にも登場する可能性があるとしており、筐体はプロトタイプのものとみられ、写真からはメーカーなどは見て取れない。