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1万本あまりのアイスの棒からマリオのドット絵調のギターを作る動画が話題に

もちろん演奏もできる

 スコットランドのギター職人Cranmer Guitars氏の制作した「スーパーマリオブラザース」のドット絵調のギターを制作する動画がYouTube上で話題になっており、5,000件あまりの高評価を得ている。

ギターの"原材料"である木の棒

 原材料は日本ではアイスキャンデーでおなじみの木の棒。ボディやネック、指板などの木部は、すべて木の棒をボンドで固めたものからできている。

 ドット絵調のデザインを表現するにあたって、塗装ではなくそれらを丸ごと染める手法を採用した。これにより、表面だけではなく、内部まで同色ゆえ、削っても色をそのまま出すことができる。

ドット絵は細かいブロックを接着することで表現

 ドット絵の形成は、細かいピースでドット絵を形成し、それらをボンドで接着してボディなどの形に成形してゆくプロセスで行なわれた。

ネックや指板も木の棒から制作

 また、ボディのみならず、ネックや指板、ポジションマーク(指板上の音階の目安になるマーク)などもすべて木の棒から作ったという。

 このギターの製作期間は約7カ月ほど、製作で使用した棒の本数は1万本あまりという。製作動機は「YouTubeの人々が、変わったものからギターを制作している」ことに着想を得たところからという。