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不気味(?)な4足歩行ロボットがさらに進化

 荷物運搬や災害支援などにむけた特殊ロボットを開発する米Boston Dynamicsは「The New Spotmini」の動画を公開した。これまでにない自然な4足歩行を見ることができる。近日正式に公開されるようで、その際に詳細が明らかになるものと思われる。

 「4足歩行ロボット」というと、無骨な見た目と奇妙な走り方で「恐ろしい」と話題になった同社の「WildCat」を思い出す読者も多いのではないだろうか。立ち上がってから走り始めるまでの期待感と、ぎこちない走り方の落差が話題になっていたものだ。

 しかし、WildCat以降に公開された4足歩行ロボット「Spot」は比較的なめらかな歩行を可能とし、階段を登ることも可能とした。さらに、同社は2017年2月にホイールのついた2本足で走行しつつジャンプし、姿勢を保ったまま着地する「Handle」など、立て続けに高度なロボットを発表しつづけている("1.2mの垂直ジャンプ可能。走破性抜群の2足ロボット")。

 2017年6月にはソフトバンクグループ株式会社により買収が発表されるなど、話題の絶えない同社だが、こうした技術に日常で触れられる日もそう遠くないかもしれない("ソフトバンク、「Big Dog」開発のロボット企業Boston Dynamicsを買収")。

こちらを思い出す読者も多いのではないだろうか