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キオクシア、UFS 3.1を発表

~2月中にサンプル出荷も開始

 キオクシアは米国時間25日、スマートフォンなどのモバイルデバイス用組み込みストレージとして「UFS 3.1」を発表した。

 容量は128GB/256GB/512GB/1TBをサポートし、いずれの容量もBiCS FLASH 3Dフラッシュメモリを搭載。256GB容量のサンプル出荷は2月中に開始予定で、そのほかの容量も3月以降にサンプル出荷の予定

 BiCS FLASH 3DフラッシュメモリとコントローラをJEDEC標準の11.5×13mmパッケージに統合。UFS 3.0の2~3倍の書き込み速度を実現した高速書き込み機能「WriteBooster」や、読み取り速度もUFS 3.0比で約30%向上させるなど、従来規格よりも高いパフォーマンスが期待できるとする。

 そのほか、スリープモードにより消費電力を削減する「UFS-DeepSleep Power Mode」を追加したほか、ストレージ本体の温度が上昇することによる回路損傷や加熱を防ぐ「Performance Throttling Event Notification」なども実装する。