イベントレポート
ECS、次期Pentium/CeleronのApollo Lake搭載マザーボードを展示
(2016/5/31 18:00)
ECSは、COMPUTEX TAIPEI 2016の会場にて、次期のローエンド向けPentium/CeleronとなるApollo Lake(コードネーム)を搭載したマザーボード「APL-MINI」を展示した。
APL-MINIは組み込み向けの色が濃い小型マザーボード。SoCにはApollo Lake世代のPentium/Celeronを採用。DDR3L SO-DIMMスロットを2基備え、デュアルチャネルで動作し、ユーザーが自由にメモリ容量を選べる。一方ストレージは32GBまたは64GBのeMMCをボード上に搭載する。
説明員によると、Apollo Lake世代では4Kビデオのデコーダ機能が強化されており、デュアルチャネルでメモリのバス幅を確保すれば、4Kビデオ再生が行なえるという。
本製品の“組み込み色が濃い”のは、ドーターボードでシリアルポートを4基増設できる点。また、インターフェイスの配置もかなり特殊で、ボードサイズは117×110mmなので既存フォームファクタではない。電源は19V/40WタイプのACアダプタを利用する。
このほかインターフェイスとしては、M.2×2(1基はストレージ、1基はWi-Fi用)、USB 3.0×4、Gigabit Ethernet×2、Mini DisplayPort、HDMI出力、音声入出力などを備える。