イベントレポート

展示会場からiPhoneやMac対応の新製品を写真で紹介

会期:1月31日~2月2日(現地時間)

会場:米国カリフォルニア州サンフランシスコ Moscone Center West

展示会初日のメインステージ「Playing Steve and Woz」セッションには映画「jOBS」で主役を演じたジョブズ役のアシュトン・カッチャー(右)と、ウォズニアック役のジョシュ・ギャッドが登壇した(写真提供IDG World Expo)

 「Macworld | iWorld」が1月31日(現地時間)に開幕した。会場はサンフランシスコのThe Moscone Center。Westホールの1階を使った展示フロアには、先日のInternational CESで発表されたiOSデバイス向け、あるいはMac向けの新製品が多数展示された。加えてCESには出展しないものの、Macworld | iWorldにだけ出展する企業からも面白い製品がいくつか登場している。

 会期日程が日本時間の週末にかかることから、各製品の更なる詳細は別稿で追ってお伝えすることにして、本日は初日の速報として展示ホールで見つけた新製品などを簡単に写真で紹介する。

腰に当てたセンサーで姿勢を感知する「LUMO back」。腰の低い位置に付属のベルトを使って巻いておけば、着座姿勢が前屈みだったりした場合、警告をだして背筋を伸ばす正しい姿勢に誘導する。また歩行状態や座っている時間などもモニターできる。睡眠時の利用にも対応しており、睡眠中に身体が横向きになっている時間もわかる。iOSデバイスとはBluetooth 4.0で接続。今後Androidにも対応予定。会場価格は149.99ドル
iOSデバイスでFPSなどが楽しめるゲーミングデバイス「BOWBLADE」。人差し指のトリガーを引くと、画面がタップされて発射・射撃。専用アプリケーションは現在35個用意されており、今後も増えていくとのこと。Show Specialとして予約を受け付けており、価格は155ドル。市価は185ドルになるとのこと
International CESのレポートでも紹介したMacBook Pro用のドッキングステーションHENGE DOCKの「Horizontal Dock」は、4画面表示でデモンストレーション
2012年のInternational CESで紹介されていた燃料電池「my FC PowerTrekk」が製品化。別売の燃料部分に少量の水を加えることで発電する。本体内には1,500mAhのリチウムポリマー充電池を内蔵。電力は直接出力のほかに充電ができる。価格は229ドル。交換式の燃料部分は4Wh分の発電が可能で4ドル
AKiTiOのThunderbolt対応ドライブケース。2.5インチのSSD/HDDを2基内蔵できる。Thunderbolt×2あるいは、Thunderbolt、USB 3.0のインターフェイスを持つ2モデル。IntelやAppleの認証取得後の第2四半期に出荷の見通し。価格未定
同じくAKiTiOのディスクエンクロージャー。こちらは3.5インチのHDDに対応する製品。Thunderbolt×2のインターフェイスを背面に持つことに加え、前面に配置されたUSB 3.0×2、FireWire 800をThunderbolt経由で利用可能にする。発売時期、価格ともに未定
AudioEngineによるワイヤレス対応DAC「AudioEngine D2」。24bit/96KHzのDAC。送信機/受信機セットで価格は599ドル
Mobile Monitor Technologiesの「Monitor2Go」。iPadの画面出力を15.6型1,600×900ドットのディスプレイに表示させる。接続には純正のHDMI対応AVアダプタを利用。画面は180度回転する。DisplayLinkの技術を採用しているため、Mac/PCではUSB経由のサブディスプレイとしても利用可能。価格は329ドル
tinylightbulbsの「SlingShot」。その名称の通りパチンコ形状のiOSデバイス用のカメラグリップ。足をたためば手持ちのグリップに、開けば三脚になる
同じくtinylightbulbsによるケーブルキーパー。iPhone/iPod付属のUSB電源アダプタ、iPad付属のUSB電源アダプタにそれぞれ対応する
「CamRanger」。デジタル一眼レフカメラのUSB端子に接続して、Wi-Fiで接続されたiOS機器からライブビューや各種操作を行なえるようにするユニット。絞りやシャッタースピード、ISO感度の設定などが可能。タイムラプス撮影もできる。ニコン、キヤノンのデジタル一眼レフ製品に対応。市価299ドルだが、ShowSpecialでは275ドルで予約を受け付ける
BelkinのLightning対応ドック「Belkin Charge + Sync Dock for iPhone 5」。すでに米国および日本のAppleStoreでも販売されているMFi認証済みの充電/同期対応ドック
CESレポートでも紹介したiPhone5対応の「olloClip」は、ShowSpecialとしてTシャツとセットで70ドルで販売されていた
iPad対応というまな板「Cutting Board with iPad Stand」。単に溝が切ってあるだけという気もするが、iPad自体は使い捨てのスリーブに入れて保護。Chef Sleevが出展
昨年のレポートで紹介したSchneider Opticsによる「The iPro Lens」システム。新しくiPhone 5に対応したバックパネルと、追加のマクロ、魚眼、ワイドアングルレンズなどを発表した。またプロトタイプとして、iPad対応アダプタ「iPro iPad Clip」も紹介

(矢作 晃)