イベントレポート

一体型PCなのに広色域。HP、世界初Neo:LED液晶採用「OmniStudio X 27」

HP OmniStudio X 27

 米HPは1月5日(現地時間)に報道発表を行ない、同社の一般消費者向け液晶一体型PCとなる「OmniStudio X 27」を発表した。

 OmniStudio X 27は、ディスプレイに世界で初めてNeo:LED液晶パネルを搭載した液晶一体型PCで、27型QHD(2,560×1,440ドット/120Hz)のパネルを内蔵している。SoCはIntel次世代プロセッサとされており、Panther Lakeだと考えられる。

新しいバックライト「Neo:LED」を採用した27型IPS液晶を採用したOmniStudio X 27

HP OmniStudio X 27の背面ポート

 OmniStudio X 27は、27型のディスプレイが本体に内蔵されているPCだ。最大の特徴はこのディスプレイにあり、HPによれば世界で初めてNeo:LED液晶パネルを搭載した一体型PCだという。

 いわゆるIPS液晶だが、バックライトのLEDとして「Neo:LED」へと進化している。Neo:LEDは、従来のLEDに比べて低消費電力でかつより明るく、それを利用することでIPS液晶の特徴である広色域をさらに拡張できる。

 実際、色域はAdobe RGB 100%、DCI-P3 100%で、色差もDelta E<1未満となっており、クリエイターでも使えそうな広色域になっている。これまでの一般消費者向けの液晶一体型PCのディスプレイでは考えられなかったような色表現が可能だ。

 プロセッサはIntel次世代プロセッサとだけ明らかにされており、おそらくIntelが昨年(2025年)技術概要を明らかにしたPanther Lakeだと考えられる。また、オプションでGeForce RTX 5050 8GBをdGPUとして選択することが可能だ。このほか、メモリは最大32GB、ストレージも最大2TBまで選択できる。

OmniStudio X 24

 OmniStudio X 27は既に米国では今週から予約が開始される計画で、市場想定価格は1,499.99ドルからとなっている。また、スペックなどは不明ながら24型版となる「OmniStudio X 24」も計画されており、こちらは春頃提供開始予定で、599.99ドルからという市場想定価格になっている。

【表1】OmniStudio X 27のスペック
OmniStudio X 27
プロセッサIntel次世代プロセッサ(Panther Lake)
dGPUGeForce RTX 5050 8GB
メモリ32GB/16GB(DDR5-5600)
ストレージ最大2TB(Gen 5)
ディスプレイ27型 QHD(2,560×1,440ドット、120Hz、450cd/平方m)Neo:LED IPS
カメラ500万画素(IR)
Wi-Fi/BluetoothWi-Fi 7/Bluetooth 6.0(Intel BE211/RTK)
ポートThunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 2 3基、USB 2.0、HDMI 2.0、Gigabit Ethernet、音声入出力
サイズ613.66×184.91×419.61~519.68mm
重量6.38kg
OSWindows 11