イベントレポート
Lenovo、「ThinkPad X1 Tablet」など新モデルを展示
~ThinkPadブランドのChromebookも
(2016/1/5 16:17)
Lenovoは、CES 2016に合わせて発表したThinkPadシリーズのノートPCやタブレットなどの新モデルを、CES 2016のプレビューイベント「Unveiled」において展示した。
展示されたのは、1月3日(米国時間)に発表された、「ThinkPad X1 Carbon」、「ThinkPad X1 Tablet」、「ThinkPad X1 YOGA」、「ThinkPad T460s」、「ThinkPad 13」など。本稿では、それらをまとめて写真で紹介する。なお、ThinkPadシリーズの仕様については、既に掲載している記事の通りとなるので、そちらを参照してもらいたい。
ThinkCenter X1
ブースでは、ThinkPadシリーズ新モデルだけでなく、WiGig対応の「ThinkPad WiGig Dock」などのThinkPad用周辺機器や、ThinkPad Stack用の新モジュールもいくつか展示されていたので、それらも紹介する。
ThinkPad WiGig Dock
ThinkPad X1 CarbonなどにWiGigアダプタを装着して利用する、WiGig対応のワイヤレスドック。WiGig 1.1準拠で、最大6.4Gbpsの転送速度を誇る。IEEE 802.11adとの互換性も確保されているという。USB 3.0やHDMI/DisplayPort出力、Gigabit Ethernetをワイヤレスで利用可能となる。価格は250ドルで、2016年1月発売予定。日本での発売は未定。
ThinkPad X1 Wireless Touch Mouse
ThinkPad X1シリーズ向けのマウス。クリック部分はタッチセンサーを採用し、全体を押し込むことでクリック操作が可能。また、背面にもタッチパッドを備え、手に持ってプレゼン時などの操作が可能となっている。PCとの接続は、2.4GHz帯域無線またはBluetooth 4.0。光学センサーの解像度は1,300dpi。価格は70ドルで、2016年1月発売予定。
ThinkPad Stack用新モジュール
積み重ねて利用する小型PC、ThinkPad Stack用の新モジュールも2種類展示。1つは、プロジェクタ内蔵の「ThinkPad Stack Mobile Projector」。150lm、720p表示対応のDLPを内蔵するとともに、バッテリも内蔵し、約2時間のバッテリ駆動が可能。またAndroidベースの軽量OSを搭載し、HDDやUSBストレージに保存したデータにアクセスし、直接表示も可能。もちろん、ThinkPad Stackに装着すれば、ThinkPad Stackの映像を表示可能。価格は399ドルで、2016年4月発売予定。
もう1つは、「ThinkPad Stack Charging Mat」。Qiベースのワイヤレス給電システムに対応したワイヤレスチャージャーマットで、ThinkPad StackやThinkPad Stack用バッテリなどと組み合わせて利用する。また、給電用のMicro USBポートも備えるので、モバイルバッテリなどと組み合わせての利用も可能。上部にQiの給電マットを備え、Qi対応スマートフォンを置くだけで充電が可能となる。価格は49ドルで、2016年4月発売予定。