GeForce RTX 50シリーズは1月発売予定。RTX 5070は4090並みの性能を549ドルで実現

GeForce RTX 50シリーズを持つNVIDIA CEO Jensen Huang氏

　NVIDIAは現在開催中のCES 2025基調講演にて、次世代GPUとなるBlackwell世代のコンシューマ向けGPU「GeForce RTX 50」シリーズを発表した。

　ラインナップおよび価格は、GeForce RTX 5070が549ドル、RTX 5070 Tiが749ドル、RTX 5080が999ドル、RTX 5090が1,999ドル。1月より販売を開始する予定。今回の中でも最も下のGeForce RTX 5070は、前世代のフラグシップGeForce RTX 4090並みの性能を実現したとしている。

デスクトップ向けのラインナップ

RTX 5070はRTX 4090並みの性能を実現

　モバイル向けもあわせてラインナップを発表。価格はGeForce RTX 5070 Laptop GPU搭載機で1,299ドルから、RTX 5070 Ti Laptop GPU搭載機で1,599ドルから、RTX 5080 Laptop GPU搭載機で2,199ドルから、RTX 5090 Laptop GPU搭載機で2,899ドルから。こちらは3月より搭載製品が順次販売される見込み。

モバイル向けのラインナップ

RTX 4090並みの性能を半分の電力で実現

モバイル向けRTX 50シリーズのパフォーマンスの高さをアピールするJensen Hunag氏

　GeForce RTX向けのBlackwellでは、920億基のトランジスタを搭載。メモリはGDDR7を採用し、帯域幅は前世代比2倍の1.8TB/sに達する。性能面ではシェーダ性能は125FLOPS(前世代比1.5倍)、RTコア性能は380FLOPS(同2倍)、AI性能は3,000TOPS(同3倍)を実現したという。

　現在も基調講演は行なわれており、詳細は追ってお伝えする。

主な特徴