イベントレポート
Samsung、Core Ultra搭載ノートを展示。Copilotを使ったスマホとの新連携機能も
2024年1月10日 12:11
9日(米国時間)より開催中のCES 2024において、Samsung Electronicsがブースを出展中。Galaxy Book4シリーズやゲーミングモニター「Odyssey」シリーズの最新モデルなどを展示している。
GalaxyシリーズのPCとスマホでCopilotを通じた連携が可能に
ブースでは、2023年12月に発表された「Galaxy Book4」シリーズを展示中。「Galaxy Book4 Ultra」、「Galaxy Book4 Pro」、「Galaxy Book4 Pro 360」などを実際に触ることができる。ともにCore Ultraを採用し、Galaxy Book4 UltraではGeForce RTX 4070 Laptop GPUなども搭載可能。
また、ノートPC単体での展示に加え、Galaxyシリーズのスマートフォンとの連携機能も体験可能。今回新たにMicrosoftとの協業によって、Microsoft Copilotとの連携機能と、GalaxyスマートフォンをWebカメラとして使える機能が利用可能となった。
前者はスマートフォンを触ることなく、Copilotとのチャットを通じて新着メッセージを確認したり、メッセージを送ったりといったことが行なえる。後者はスマートフォンの背面/前面カメラの映像をWi-Fi経由でカメラ入力として利用できる。将来的には機種を問わず利用可能になる見込みだという。
OLEDパネル搭載ゲーミングモニターを複数展示
ゲーミングモニターのOdysseyシリーズからは、OLEDパネル採用の3機種が新たに登場。「Odyssey OLED G9」は49型5,120×1,440ドット/240Hzの湾曲ウルトラワイドモニターで、「Odyssey OLED G8」は32型4K(3,840×2,160ドット)/240Hz、「Odyssey OLED G6」は27型WQHD(2,560×1,440ドット)/360Hzで平面タイプのモニターとなる。
毎フレームを即座に解析および最適化し、最大限の品質でパネル上に表示できるとしているほか、OLEDならではの高速応答、オーロラライティングを備えたメタリックデザインの筐体なども特徴。ともにGlare-Freeテクノロジーによって反射を抑えているという。加えて、DisplayHDR True Black 400やFreeSync Premium Proもサポートする。
加えて、4K×2枚分に相当する7,680×2,160ドット解像度の57型湾曲ウルトラワイドモニター「Odyssey Neo G9 57」(2023年8月発表)も体験が可能。さらに裸眼立体視技術の体験コーナーなども設けられている。
そのほか、ディスプレイ技術MicroLEDを用いた透過パネルや、TVをはじめとした各種家電製品も展示されている。