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Samsung、Core Ultra採用の「Galaxy Book4」発表。GeForce搭載モデルも
2023年12月15日 12:42
韓国Samsung Electronicsは15日(現地時間)、同社史上でもっとも高性能なノートPC「Galaxy Book4」シリーズを発表した。2024年1月の韓国発売を皮切りに、一部の国と地域より順次発売するとしているが、日本における扱いがあるかどうかは不明。
いずれのモデルもIntelおよびMicrosoftによる既存の階層型セキュリティ技術に加え、重要なシステムやデータを個別に保護する「Samsung Knoxセキュリティチップ」を搭載。また、「ダイナミックAMOLED 2Xディスプレイ」を備え、明るい環境下で視認性と色再現性を高める「ビジョンブースター」を備える。タッチにも対応する。
オーディオ面としては、Dolby Atmos搭載のAKGクアッドスピーカーを採用するほか、ノイズキャンセリング付きでスタジオ品質を謳うデュアルマイクを内蔵。LE Audioもサポートし、「Galaxy Buds2 Pro」とペアリングした際はその技術を使う。このほか、Samsung製スマートフォン/タブレットで撮影したビデオをシームレスに編集できるビデオ編集ツール「Samsung Studio」が搭載される。
Galaxy Book4 Ultra
「Galaxy Book4 Ultra」は、作業効率の最大化を目指すクリエイターやゲームユーザー向けの製品で、最上位のCore Ultra 9が選択できる(7も用意)ほか、GeForce RTX 4070 Laptop GPU(8GB)またはGeForce RTX 4050 Laptop GPU(6GB)が搭載可能。Stable Diffusionといった画像生成AIの生成速度が向上するほか、DLSS対応タイトルにおいてゲーム性能を引き上げられる。
11%大きくなったベイパーチャンバーや、ファンブレード間隔が不均一な設計のデュアルファンを含む、新しい冷却システムにより熱と騒音を低減。また、ACアダプタも140W対応となり、30分でバッテリを55%充電可能としている。
そのほかの仕様は、メモリが16GB/32GB/64GB、ストレージが512GB/1TB/2TB SSD、ディスプレイが2,880×1,800ドット表示/タッチ/48～120Hz VRR対応の16型AMOLED、OSがWindows 11 Home。
インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A(バージョン不明)、HDMI 2.1、microSDカードスロット、200万画素Webカメラ、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、音声入出力などを搭載する。
バッテリは76Wh。本体サイズは355.4×250.4×16.5mm、重量は1.86kg。
Galaxy Book4 Pro
「Galaxy Book4 Pro」は14型モデルと16型モデルの2種類が用意される。
主な仕様は、CPUがCore Ultra 5/7、メモリが16GB/32GB、ストレージが256GB/512GB/1TB SSD、ディスプレイが2,880×1,800ドット表示/タッチ/48～120Hz VRR対応の14または16型AMOLED、OSがWindows 11 Home。
インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A(バージョン不明)、HDMI 2.1、microSDカードスロット、200万画素Webカメラ、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、音声入出力などを搭載する。
バッテリは14型が63Wh、16型が76Wh。本体サイズおよび重量は前者が312.3×223.8×11.6mm/1.23kg、後者が355.4×250.4×12.5mm/1.56kg。
Galaxy Book4 Pro 360
「Galaxy Book4 Pro 360」は製品名の通り、液晶が360度回転する2in1。スタイラス「S-Pen」による入力も対応で付属する。
主な仕様は、CPUがCore Ultra 5/7、メモリが16GB/32GB、ストレージが512GB/1TB SSD、ディスプレイが2,880×1,800ドット表示/タッチ/48～120Hz VRR対応16型AMOLED、OSがWindows 11 Home。
インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A(バージョン不明)、HDMI 2.1、microSDカードスロット、200万画素Webカメラ、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、音声入出力などを搭載する。
バッテリは76Wh。本体サイズは355.4×252.2×12.8mm、重量は1.66kg。
