イベントレポート
Lenovo、手書き可能な10.8型E Ink画面を天板に配置した13.3型ノート「ThinkBook Plus」
2020年1月7日 04:30
Lenovoは1月6日(米国時間)、天板に10.8型のE Inkディスプレイを搭載するノートPC「ThinkBook Plus」を発表した。3月発売予定となっており、価格は1,199ドルから。
フルHD(1,920×1,080ドット)解像度の13.3型メイン画面と合わせて、天板表裏にディスプレイを配置しているのが特徴。天板を閉じた状態でも、E Inkディスプレイ側に重要な情報の通知を行なうことができ、カレンダーの予定、メール、インスタントメッセージをそのまま確認可能。さらに、付属のPrecision Penを使って即座に手書きでノートを取ったりすることもでき、書いた内容はMicrosoft OneNoteとも同期される。このほかにも、Skype、Amazon Alexaの利用が可能。メイン画面を使わなくてもさまざまな作業を行なえる。
CPUは第10世代のCoreプロセッサを搭載し、Optaneメモリーを組み合わせたSSDを実装することも可能。電源ボタンは指紋認証センサーつきで、Webカメラを見えなくする機能や、TPM 2.0のハードウェアセキュリティも実装。スピーカーはharman/kardon、マイクはSkype認証のものが使われる。また、メインディスプレイはDolby Visionをサポートしている。
Windows 10のモダンスタンバイをサポートしており、スリープから即座に復帰ができるほか、メールの受信やアップデートの受け取りも天板を閉じたままで行なえる。LenovoはThinkBook Plusを使うことで、ユーザーはスマートフォンなどの別のデバイスを使うことなく、マルチタスクの効率化を図れるとしている。
オプションとして専用のスリーブケース「ThinkBook Plus Sleeve」と、小型静音仕様のマウス「ThinkBook Bluetooth Silent Mouse」が用意されており、これらは4月に発売予定。価格はそれぞれ44.99ドル、39.99ドルとなる。