イベントレポート

AFOX、3,300Wの超巨大電源を展示

 香港AFOXは、COMPUTEX TAIPEI 2018に出展し、同社が展開しているSSDやビデオカード、電源などを展示した。

 同社は、日本では一時期ビデオカードやSSDを展開した実績があるのだが、最近しばらくご無沙汰となっていた。しかしどうやら今年(2018年)は日本から多くのバイヤーがブースに訪れ、製品展開の話をしていたという。

 具体的にどの製品を売るのかまだわからないが、同社はGeForceとRadeonの両方をラインナップしているので、仮にビデオカード製品が取り扱われるとなれば、また新たな選択肢が増えることになる。これは素直に歓迎して良いのではないのだろうか。

 さて、そんなAFOXのブースでひときわ目立っていたのが、3,300Wという恐るべき出力を実現した巨大電源ユニットだ。通常の電源の2倍の横幅があるため、どう見ても普通のケースには入らず、マイニング向けをターゲットにしていると思われるのだが、ファンが2基並んでいるのは圧巻だ。

 気になる出力だが、+3.3Vが12A、+5Vが12A、+12Vが270A、-12Vが0.3A、+0.5Vsbが2Aと、案の定+12Vがとてつもない出力を誇っている。これならばハイエンドビデオカードを8基搭載しても、余裕で対応できるだろう。

 ただ入力はACケーブル1本のため、当たり前なのだが、本製品は220V(180~240V)専用となっている。220Vラインを引く環境を整えば、本製品で超弩級のシステムを構築することは可能そうだ。

大出力なのにACケーブル1本だけのため、110V環境では利用できない
GeForce GTX 1080のようなハイエンドクラスも取り扱う
ミドルレンジもラインナップ
マイニング向けマザーなども展開している