イベントレポート
Lenovo、Snapdragon搭載のWindows 10タブレット「Miix 630」
2018年1月9日 10:00
Lenovoは、2017年12月に開催されたQualcommのイベント「Snapdragon Tech Summit」でアナウンスされていたとおり、QualcommのSoC、Snapdragon 835を搭載するWindows 10デバイス「Miix 630」を正式に発表した。
Miix 630は、カバー型キーボードを利用する液晶着脱型の2in1だ。MicrosoftのAlways Connected PC構想に準拠しており、バッテリ駆動時間は20時間(ローカルビデオの連続再生時)と、長時間の駆動が可能。また、LTE Advanced対応ワイヤレスWAN機能も標準搭載。LTE Advanced Cat11準拠で、受信時最大600Mbpsでのデータ通信が可能となっている。対応するSIMカードはNano SIM。
本体サイズは293×210×7.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は770g。付属のカバー型キーボードには本体を支えるキックスタンド機構が設けられており、クラムシェルPC同等の使い方も可能となっている。カバー型キーボードはキーボードバックライトも搭載している。なお、キーボード装着時には高さが15.6mm、重量が1.33kgとなる。
ディスプレイは1,920×1,280ドット表示対応の12.3型液晶を採用。タッチ操作に加えて、1,024段階の筆圧検知に対応するスタイラスペン「Lenovo Pen」によるペン入力にも可能となっている。このLenovo Penは、製品パッケージに標準添付される。
SoCにはSnapdragon 835を採用しており、メモリは最大8GB、内蔵ストレージは最大256GBのUFS 2.1。内蔵無線機能は、IEEE 802.11ac無線LAN(2×2)、Bluetooth 4.1+LE、LTE Advanced対応ワイヤレスWAN。カメラは、5MPの前面カメラと、オートフォーカス対応13MP背面カメラ、Windows Hello対応の顔認証用赤外線カメラを搭載。
外部ポートは、USB Type-C×1、microSDカードスロット、オーディオジャックを用意。内蔵バッテリの容量は48Wh。OSはWindows 10 Sを採用しており、Microsoft StoreからWindows 10 Proへの無償アップグレードも可能。
北米での発売時期は、2018年第2四半期を予定しており、価格は799.99ドルから。日本での発売は未定。
Miix 630の仕様 | |
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SoC | Snapdragon 835 |
GPU | Adreno 540 |
メモリ | LPDDR4 4/8GB |
内蔵ストレージ | 64/128/256GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 12.3型 1,920×1,280ドット |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac 2×2 |
Bluetooth | 4.1+LE |
WWAN | LTE Advanced Cat11、受信最大600Mbps |
外部ポート | USB Type-C×1、microSDカードスロット、オーディオジャック |
カメラ | 前面5MP、背面13MP(オートフォーカス)、IRカメラ(Windows Hello顔認証対応) |
バッテリ駆動時間 | 最大22時間(ローカルビデオ再生時) |
OS | Windows 10 S |
サイズ | 293×210×7.3mm(幅×奥行き×高さ)、キーボード装着時は高さ15.6mm |
重量 | 770g、キーボード装着時1.33kg |