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EIZO、スマートフォンで色調整が可能な27型ゲーミング液晶を開発

~Bluetooth Smartで接続し、クラウドサービスで設定値を保存。AMD FreeSyncも対応

FORIS FS2735

 EIZO株式会社は5日、スマートフォンで色調整が可能な27型ゲーミング液晶ディスプレイ「FORIS FS2735」を発表した。現在開発中で、発売は2015年冬を予定している。

 EIZO製ディスプレイとしては初めてBluetooth Smartを内蔵。独自開発のiOS/Android対応スマートフォンアプリ「G-Ignition Mobile」に対応し、ペアリングすることにより、表示画面の色合いの調整などをスマートフォンを通して行なえる。加えて、FS2735にスマートフォンへの電話/SNS着信通知を表示する機能を備え、ゲームプレイ中の通知の見逃しを防げる。

 また、独自のクラウドサービス「G-Ignition Drive」に対応し、色合いなどの設定値をクラウド上に保存し他人と共有できる。有名プロゲーマーのプリセットを読み込んだりすることもできる。このサービス開始は2015年9月を予定しており、既存の「FS2434」、「FS2434-R」と「FG2421」でも使用可能になる予定。

本体背面

 パネルは144Hz駆動に対応した2,560×1,440ドット表示対応の27型IPSを採用。また、AMD FreeSyncに対応し、GPU出力フレームとリフレッシュレートを同期させることでティアリングを解消する。このほか、視認性向上技術は3代目の「Smart Insight Demolition」に進化し、従来の暗部補正に加え、眩しいシーンを認識して補正するようになった。

 このほか、輝度全域のフリッカーフリーの表示やブルーライト低減モード、出荷時1台ずつの個別調整、昇降/チルト/ピボット対応スタンド、5年間保証などが特徴。インターフェイスはDisplayPort、DVI-D、HDMI×2。USB 3.0 Hub機能も内蔵する。

【動画】予告ビデオ

(劉 尭)